「上司よ、もっと叱ってくれないか」 若者は本当にそんなことを考えているのか:スピン経済の歩き方(1/6 ページ) 年の瀬に、昭和のおじさん世代の溜飲(りゅういん)を下げるようなニュースが飛び込んできた。 「ホワイトすぎる職場」去る若者急増 「ゆるいと感じる」背景に…“仕事の負荷低下”(テレ朝news 12月19日) なんでも、長時間労働やハラスメントに配慮して、残業がなかったり、上司から叱られなったりする企業に対して、多くの若者たちが「ぬるい」と不満を感じているという。実際、「ホワイトすぎる企業」に勤めている若者たちは「社会人として成長できない」と危機感を抱いて続々と離職しているというのだ。 そんな驚きの話を受けて、「そうかそうか、わが社も若手に失望されないよう、明日からビシビシ鍛えてやるか」と決意をあらたにしている管理職もいらっしゃるかもしれないが、この話、あまり真に受けないほうがいい。
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