Google Appsの導入などを手がけるサイオステクノロジーは、クラウドビジネスの現状を共有する記者発表会を開催した。商談現場の生々しい話を踏まえ、クラウドがSI市場にどのようなインパクトを与えるかが披露された。 リーマンショックとクラウドがユーザー指向を変えた サイオステクノロジーは、テンアートニという社名で1997年に創業されたIT企業で、Linuxやオープンソースソフトウェア(OSS)、Java関連のシステム開発とインテグレーションを中心に手がけている。近年は、クラウド事業に注力しており、Google Appsの国内有力販売代理店として知られている。 同社のクラウドビジネスへの注力は、ユーザーの指向の変化、既存のSI事業の限界などの要因があるようだ。サイオステクノロジー 執行役員 Google ビジネス統括の栗原傑亨氏によると、まずリーマンショック以降、ユーザーのコスト削減意識が高
![サイオスが生々しく語る「クラウドがもたらすSIの終焉」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c2c78ee411331ab49be823369728b4b391008ad0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2012%2F02%2F27%2F318233%2Fl%2Fda646c3e16a17d92.jpg%3F20200122)