何かに夢中になって熱い人生を送りたい。僕もそんな風に思うけど、熱烈な信仰でも持たない限りなかなかそんなもん見つかりませんわ。心の中の何割かはいつも「むなしいな」と思って僕は写真を撮っています。あなたの質問に答えている今もアスファルトの上を走るトラックのタイヤの音を聞きながらキーボードを叩き「むなしいな」と考えている。子供の頃からいつもそんな感じだったな。でも僕は自分のそういう冷めた所もそして会った事もないあなたが何にも夢中になれずもやもやしたものを抱えている所もまったく「軽薄」だとは思っていないですよ。僕もあなたも、そして多くの人は、どこかしら欠けた状態で生まれてきてるんだと思う。それで、その欠けた部分をいつまでも探している人って、よくため息をつくんだよ。あなたの文章からはため息が聞こえる。僕とあなたの違いがあるとすれば「むなしいな」と思った後にどういった態度をとろうとするかであって、もし