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ブックマーク / ascii.jp (6)

  • 日本生まれの初音ミク、アメリカ育ちのヒップホップ【前編】 (1/6)

    去年の秋、アルテスパブリッシングから出版された「文化系のためのヒップホップ入門」というがやたらと面白かった。音楽ライターの長谷川町蔵さんと、慶応大准教授の大和田俊之さんによる対談形式ので、平易な表現で読みやすく、ディスクガイドも充実。当然ながらよく売れていて、評判も高い。 しかし、入門する気がなくても面白い。というのも結果的にヒップホップの切り口から、それ以前の音楽を批評した内容になっているからだ。長谷川さんが冒頭に宣言するのは次のようなテーゼだ。 「ヒップホップはロックと同じ音楽だと思うから面白さがわからないのであって、ヒップホップは音楽ではない」「ヒップホップは一定のルールのもとで参加者たちが優劣を競い合うゲームであり、コンペティションです」 あれーっ、そうだったの? という感じだが、このの企画は音楽史研究者であるにも関わらず「ヒップホップの壁を超えられなかった」大和田さんが、自

    日本生まれの初音ミク、アメリカ育ちのヒップホップ【前編】 (1/6)
  • D300sとEOS 50D、戦場で使えるカメラ選び (1/2)

    カメラの性能は戦場で決まる。過酷な環境で使えるか、という意味では極地や宇宙空間、ヒマラヤなどの高山、高温多湿なジャングル、砂塵が吹き付ける砂漠など、いくらでも思いつくが、危険と隣り合わせで、シャッターチャンスを狙う緊張感は戦場以外にないだろう。中東方面で戦場を取材したジャーナリストから、「過酷な戦場取材で使われるカメラは日製が多く、高い信頼を得ている」と聞いたことがある。戦場で使えるカメラはよいカメラに違いないのだ! 身近な戦場といえば、自衛隊の「富士総合火力演習」。「日製カメラ最新機種で戦場取材」という勝手な妄想、いや前提でニコンの新機種D300sを使ってみることにした。また、キヤノンAPS-C機シリーズのフラッグシップということで、ライバル機EOS 50Dとも比べてみた。 連写能力は戦車砲の射撃で測定せよ! シャッターチャンスの女神は連射性能の高いカメラに微笑む。たとえば、戦車が発

    D300sとEOS 50D、戦場で使えるカメラ選び (1/2)
    rakusupu
    rakusupu 2011/10/30
    (過酷な状況下なら写ルンですがいいんじゃないですかにゃ?)
  • 覇権アニメ請負人ゆま氏「僕らにはカツカレーしか残されてない」 (1/6)

    『劇場版 空の境界』『化物語』『俺妹』――ヒット作の陰に(も日向にも)この人あり。アニメを中心とした映像作品の製作・販売大手アニプレックスの宣伝プロデューサー「ゆま」こと、高橋祐馬氏だ。 ゆま氏インタビュー前編(関連記事)では、「ゴミ屑みたいな社員」(人談)から、ユーザーに最も接近して作品を紹介する宣伝マンとして名を馳せるまでの紆余曲折や、宣伝自体をエンタメコンテンツに昇華させる手法を伺った。 後編では、ゆま氏が考えるアニメビジネスの過去・現在・未来、そして総合プロデューサーとして奔走したアニメコンテンツエキスポの開催決定までの事情など、笑いを交えてざっくばらんに語っていただく。 なお、引き続きインタビュー中の名称は、ネット連載であることを考慮して、あえてニックネームの「ゆま」で統一している。ご了承いただきたい。 テレビアニメというマラソン ―― “テレビに頼らない”という意識って、持た

    覇権アニメ請負人ゆま氏「僕らにはカツカレーしか残されてない」 (1/6)
  • 北千住で路地裏猫たちに出会った話 (1/2)

    狭い通りの片隅でサビ。先週の連載で同じようなサビを「彼」と書いたら、Twitterで「サビはほとんどの場合メスだから彼女だと思います」という指摘を受けました。確かにそうでした。ありがとう(2011年6月 ソニー NEX-5) 北千住は東京都足立区の南端、荒川と隅田川に囲まれたエリアにある。都心から行くと、隅田川を北に渡ってすぐ。江戸時代、日光街道(奥州街道)の宿として賑わった古い街だ。 しかも、現日光街道は旧街道の西側に新しく作られたので、旧街道筋がそのまま残ってるのである。時折、倉や江戸っぽい日家屋、忘れられた昭和感漂うお店に、街道から垂直に伸びる細くて狭い路地などが残っているのである。ありがたや。 そしてそんな古い街にはがいるのだ。 面白いもので、この日はを撮りに行ったわけじゃないのである。たまたまこっちの方に住んでる友達ランチでもしようと出掛けたら、お店に向かって歩くだ

    北千住で路地裏猫たちに出会った話 (1/2)
  • 「洋服は布切れ」とアパレルメーカーで言ってきた

    「洋服なんて布切れですよね」とレナウン社で言ったとき、会議室の空気は一変した。「ユニクロのネットショップ世界展開が失敗する原因」というコラムを書いたあと、Web制作会社のロフトワークから、「レナウンさんと打ち合わせがあるので、同席しませんか?」と誘われたときの話だ。確実に「連れてきて失敗だった」と思われただろうが、アパレル業界が扱っているのがしょせん布切れであると意識しないと、ECサイトがうまくいくとは思えない。 レナウンのメンズブランド「D'URBAN」のスーツは、だいたい10万円。青山商事が展開している「THE SUIT COMPANY」なら2万円か3万円、TOM FORDで仕立てたら最低50万円はするが、どれもしょせんは布切れだ。では、私の自宅ハンガーには、なぜD'URBANスーツがかかっていて、なぜ「1着くらいはTOM FORDのスーツも欲しいな」と思っているのだろうか。しょせ

    「洋服は布切れ」とアパレルメーカーで言ってきた
    rakusupu
    rakusupu 2011/05/25
    さすがコンサル、皆に言えないことをそこにしびれねーし憧れもしねー!とおもったら、ただの編集なのか…編集…??
  • 「イヴの時間」プロデューサーが語る、新時代のアニメ産業論 (1/4)

    3月18日、グーグルがソニーと協力して、Android OSを搭載したテレビやSTBを開発中と報じられた。奇しくも前回はWindowsを搭載したテレビ「ROBRO」(関連記事)を取り上げた。広告の掲出機会を増やしたいグーグルは、ついにリビングの画面にも進出できるのだろうか。 映像業界はこれまで映画館やテレビを「ファーストウィンドウ」(最初に世の中に出して、ビジネスをする場)として展開し、パッケージ化や再放送を通じ、制作費用を回収するスタイルを取っていた。そこでの成績がその後の収益を決める面も大きく、コンテンツビジネスでは非常に重要な一手となっていた。 だが、連載で見てきたような動画サイトが一般的になるにつれ、ネットをファーストウィンドウとして選ぶことも増えてきた。ユーザーからアクセスしてもらう必要があり、コンテンツの魅力がさらに問われてくる中で、成功をおさめている作品がある。それが今回取り

    「イヴの時間」プロデューサーが語る、新時代のアニメ産業論 (1/4)
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