中村喜四郎衆院議員(撮影/西岡千史) 国政選挙で14勝無敗、うち8回は無所属で出馬して勝利した。かつて自民党に所属し「将来の首相候補」と言われた中村喜四郎衆院議員は今、立憲民主党で「打倒自民党」を目指して活動している。だが、菅義偉政権が相次ぐスキャンダルで防戦一方であるにもかかわらず、野党への支持は広がっていない。「負けない男」の異名を持つ中村氏は今、何を考えているのだろうか。 * * * ──2009年の衆院選で旧民主党が勝利して政権交代を実現しましたが、その後の国政選挙では自民党と公明党が圧勝を続けています。今の野党議員に足りないものは何でしょうか。 政治に対する泥臭さ、そして選挙への執念です。今の選挙制度は、小選挙区で負けても党が強ければ比例で復活できる。だから、野党の議員は死に物狂いで選挙を闘う気持ちが弱い。今、政治に無関心な人、あきれた人が増えている。そんな人たち一人ひとりに声を
![選挙の鬼・中村喜四郎は立憲民主をどう立て直すのか「次の選挙で『政権交代』は言わない」 | AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d2e3b193a94eadb5aad93bcff94fd6e6cdd10e7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F6%2F1200xm%2Fimg_96eb039b5ff8e21e351ceee6a02f853050262.jpg)