先日「東京どこに住む? 住所格差と人生格差」を読み返していて、"センシュアス度"という指標の完成度の高さに改めて感嘆しました。 センシュアスとは直訳すると官能という意味で、HOME'S総研が独自に作成した街の評価方法です。 これまでは主観的な「住みたい街」というざっくりした指標や、統計情報のみを用いた客観的なデータがメインとなっており、人気の街とは具体的に何があるまちを指すのか?という点は明示されてきませんでした。 吉祥寺や恵比寿が人気なのはなんとなくわかるけれど、それぞれのまちのなにに惹かれて人が集まるのか?という点はそれぞれの主観的な考察によってのみ議論されていたのです。 そんな中でこのセンシュアス度のなにがすごいかというと、"いいまち"の構成要素を独自に作成し、さらにその項目を具体的な行動にまで落とし込んで調査した点です。 ちなみにセンシュアス度の構成要素は下記の8つ。 どれも現代の
![「いい指標」がもたらすもの|最所あさみ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/52c69b0bc3dcb063e90301d9ee97d26f7cb7b291/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F3756125%2Frectangle_large_5414d055c4b3b8839616025075853dae.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)