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ブックマーク / yanorin.blogspot.com (1)

  • 零戦やブラック企業は国民が一丸となって作りました

    百田尚樹の「永遠の0(ゼロ)」を読み終わりました。 第二次世界大戦中、天才的な零式戦闘機のパイロットだった宮部久蔵が、神風特攻隊で死ぬまでの生き様を、当時を知る人間の証言で表したものがたりです。 大戦モノというと、まっすぐな平和へのメッセージに満ちていて、どっかヒロイックで、それだけにちょっぴり説教臭いけど、結局他人のつらい思い出話。のように、物語と自分の距離感が縮まないまま終わることがほとんどでした。が、この話はそういう要素が全然なかったです。 話は宮部の孫が、当時の知り合いの証言を集める形で進めていきます。証言なので宮部に対する評価が一定しない。でも、そのせいで逆にぶれない彼のアイデンティティが尖り、天才パイロット宮部というキャラを身近に感じさせます。 またこの物語は「特攻隊はテロリスト」とか「特攻隊は日軍という組織構造が作り出した哀れな被害者」あるいは「愛国心のかたち」みたいな「な

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