弱いチームにイライラを募らせている虎党は多いだろう。今季もまた阪神タイガースがリーグ優勝を逃そうとしている。 リーグ優勝へのマジックナンバーを点灯させた広島東洋カープは球団史上初となる3連覇達成へ向けてカウントダウンを開始。対照的に阪神は何とかAクラスに滑り込んでクライマックスシリーズ(CS)出場権をつかむのが精いっぱいだ。2014年にCS突破から日本シリーズに勝ち進んだことはあったものの、栄光のリーグ優勝は今季も含め、2005年を最後にもう13シーズンも縁がない。 今季のセ・リーグは2位以下のチームが軒並み体たらくでレベルの低い争いを続けているのが現状だ。その中で最も消化試合数の少ない阪神は確かに今後の奮起次第でAクラス入りを果たせる可能性が十分に残されているが、そんな低い志で胸を躍らせるほど阪神ファンは優しくない。筆者の周囲にいる虎党からも、ここ最近は「もう我慢の限界」と怒りを爆発させ