BlackLine・Concur・MS Copilot、ハイパーオートメーションツールが充実 2024.09.19
コンピュータを長く使用していると,ハードディスクへの書き込みや削除のプロセスが繰り返され,ハードディスク内のファイルが連続して配置されなくなるなる「フラグメント」(断片化)が起こるようになる。ファイルの断片化が進むと,ハードディスク内でのファイルの読み取りや書き込みのための時間がかかるようになり,コンピュータ全体のパフォーマンスの低下をもたらす要因の1つとなる。また,ファイルの断片化や空き領域の断片化が増えると,読み取りや書き込み,あるいは削除のために,ハードディスク内でヘッドが移動する回数や距離も増大し,結果としてハードディスクの劣化に影響を及ぼす要因の1つになるとも言われている。 Windows標準のデフラグ・ツールは貧弱 このようなファイルの断片化を解消するためのツールとして,Windowsには標準でディスク・デフラグ・ツールを搭載しており,ディスクのプロパティ画面の「ツール」タブに
前回までVirtualCenterとVMware ESX Server 3.0をインストールし,VMware Infrastructure 3のインフラを構築してきた。ここでは,その上で稼働させる仮想マシンを作成し,ゲストOSをインストールする方法を説明する。仮想マシンの作成は,ウィザードが用意されているので簡単だ。仮想マシンにOSをインストールするのも,物理的なサーバー・マシンにOSを新規インストールするのと同じである。OSのインストール経験があれば,難しいことはないだろう。ゲストOSをインストールしてしまえば,全く同じ構成の仮想マシンをコピーするのも簡単である。その方法も説明する。 ウィザードを使って仮想マシンを作成 早速仮想マシンの作成方法から説明しよう。ウィザードに従って,仮想マシン上で動かすOSを選択したり,仮想ディスク容量を決めたりする。 仮想マシンを作成するには,専用の管理ツ
VMware ESX Serverを利用した仮想環境を構築するには,ハードウエア構成,ネットワーク構成,ゲストOSの管理方法など検討しなければならない。これらに加え,VMware ESX ServerとゲストOSの大量展開方法やバックアップ方法,システム管理ソリューションなど,システム構築のポイントについて紹介する。まずは,VMware ESX Server 3.0の構成要素とゲストOSの実装方法などに関して説明する。 VMware Infrastructure 3.0では,その前バージョンに当たるVMware ESX Server 2.xと比べてライセンスの管理方法が変わった。ここでは,ライセンスの管理方法も含めて,VMware ESX Server 3.0とゲストOSの管理方法について説明する。
情報処理機構セキュリティセンターは4月,メール・サーバーの認証プロトコルの一つ「APOP」について注意を喚起した。この注意喚起は,電気通信大学の太田和夫教授のグループが,APOPで使うハッシュ関数「MD5」に新たな欠陥を発見したことに基づくもの。この欠陥は,APOPだけでなく,MD5を使う電子署名などのほかのアプリケーションの欠陥も示唆する。実際にどの程度危険なものか,技術に基づいて考えてみよう。 わからないはずのパスワードが解かれる APOPは,チャレンジ・レスポンスという方式を使って,メール・クライアントとメール・サーバーのやりとりを盗聴してもパスワードが解読できないようにする。パスワードを直接やりとりせずに,まずサーバーからクライアントに「チャレンジ・コード」という文字列を送る。クライアントはチャレンジ・コードとパスワードを連結したうえで,MD5というハッシュ関数を使ってハッシュ値を
ニフティは5月17日,プロフィール・サービス「アバウトミーβ」を開始した。自分のプロフィールや,ブログなど利用しているWeb上のサービスの更新情報などを集約できるサービス。またその情報をコンパクトにまとめたFlashを,ブログなどにパーツとして貼り付けることができる。オープンソースのWebアプリケーション・フレームワークRuby on Railsを採用,Ajaxを活用してユーザーの使い勝手を追求したという。 ニフティでは「アバウトミーβのユーザーを数十万,数百万に広げていきたい」(サービスビジネス事業本部副部長 監物岳夫氏)としている。 アバウトミーβの特徴は質問機能である。他のユーザーが投稿した質問に答えていくと,それがプロフィールとして蓄積される。選択肢形式の質問の場合は,回答状況がグラフで表示される。コメントやメッセージなどのコミュニケーション機能,簡易RSSリーダー機能もある。ブロ
11月30日に企業向けには出荷が始まったWindows Vista。そのVistaで,“文字化け”が起こるらしい。文字化けといっても,Webアクセス中にたまに見かける全く読めない文字の羅列になることはほとんどなく,その多くは似た文字が表示される程度である。ここでは,本来表示されるべき文字の形が少し違ったものが表示されるケースも“文字化け”として扱う。 Microsoftは,Windows 98日本語版の発売以来,Windows 2000,Windows Me,Windows XPまでCP932(本名はWindows Codepage 932,いわゆるMS漢字コード)とJIS X 0212をサポートしてきたが,最新のWindows VistaではJIS X 0213に乗り換えた。いや,乗り換えたというのは,ちょっと語弊がある。CP932とJIS X 0212に加えて,JIS X 0213もサ
Windowsをデフォルト設定のまま動かすと,複数のポートがオープンする。自動的に複数のサービスが起動し,面倒な設定なしにさまざまなサービスを利用できる。しかしこれを放置しておくと,攻撃者の格好のターゲットになり得る。セキュリティ対策の基本は,必要なサービスと不要なサービスをきちんと見極め,不要なサービスを停止することだ。このためにも,Windowsがデフォルトでオープンしている代表的ポートの役割と危険性を知り,適切に設定しなくてはならない。 インターネット経由で,サーバのハード・ディスクの中身が丸見えになっている。しかも,いとも簡単にデータを改ざんし,削除できる――。こんなマヌケな設定のサーバはあるはずがないと思うだろう。ハード・ディスクの中身を意図的に外部に公開するような極端な設定をしていなければ,このようなことは起こらないように思える。 しかしWindowsでは,管理者が明示的にサー
無償で利用可能な仮想マシン・ソフト「VMware Player」には,仮想マシン・ハードウエアの設定変更機能などが省かれている。ただ実際には,仮想マシンのハードウエア設定を変更可能だ。ここでは前回と同様,Ubuntu-jaプロジェクトが配布している仮想マシン「Ubuntu-Breezy」(VMwareが配布しているBrowser Appliance Virtual Machineの日本語版)を例に挙げてカスタマイズ方法を説明しよう(図1[拡大表示])。 図1●「Browser Appliance Virtual Machine」日本語版 Ubuntu-jaプロジェクトが配布している。 [画像のクリックで拡大表示] VMware Workstationと同じエンジンを利用 VMware Playerは,VMware Workstationと同じ仮想マシン・エンジンを利用している。そりのため,
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