上海の施設には東京・お台場の温浴施設「大江戸温泉物語」と同じ名前が使われている。日本側が「一切関係ない」と抗議し、上海側は「名称使用の許可を得ている」と反論している。 21日、上海市郊外にオープンした施設はお台場の施設に似せて造られ、くまモンそっくりのぬいぐるみがあちこちに置かれている。 熊本県によると、営業開始前に上海の運営会社が、くまモンの使用の許可を求めてきたが、「熊本県のPRとまったく関係ない」として、断ったという。 くまモンは、インターネットや熊本県の農産品PRイベントを通じて、アジアでも人気が広がっている。(大畑滋生)