「サバが不足した時、代わりに…」 300万缶出荷 千葉県銚子市の水産加工会社「信田(しだ)缶詰」(北島芳紀社長)が、2014年に製造した輸出用のサバの缶詰約300万缶にサンマを混ぜて出荷していたことが分かった。原料にサンマと表示せず、同社は「サバが不足した時、代わりにサンマを使ってしまった。申し訳ない」としている。 同社によると、サンマを混ぜたのは、「MADKHANAH(マドカナー)」の名称でイエメンなどの中東向けに輸出しているサバの油漬け缶詰(1缶95グラム)。国内に流通していない。魚肉をフレーク状にしたもので、見た目や味でサンマとサバを区別することは難しいという。