このコーナーは、毎回、空想ブックファーストに出かけて、空想の平積み本から一冊を読んで、空想で書評するコーナーなわけです。 こないだ居酒屋に入ったら、おばさんが、おじさん二人を怒鳴りつけてたんですけど、ものすげえケンカだなあと思ってよく聞いたら、 「いいから、そば食えよっ!」「そばを食えって!」 と、とにかくそばを食わせたかったみたいで、やさしいんだか、こわいんだか、わかんないですね。 今のは、空想ではなくて、最近あった、どうでもいいホントにあった話です。 それではここから空想の話をはじめます。 なんでも大ヒットらしいですね。この本。 「えんぴつで奥の細道」このタイトルで一発でわかるように、キーワードはエンピツと奥の細道です。 つまり、そうです。 エンピツをサイコロみたいに転がして、すごろくみたいに、奥の細道を行こうじゃないかという松尾芭蕉という二人組のお笑い芸人のドキュメントを一冊にまとめ
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