使用している薬の名称や量を記録することができる「お薬手帳」。既報のように、お薬手帳を活用している人は多く、実際にふだんから持ち歩いている人もいるだろうが、その電子版があることはご存じだろうか。紙版と電子版で違いはあるのか、日本調剤広報部・櫻井琢也部長、弓場鉄雪次長にうかがってみた。 お薬手帳とは 病院で受診すると、医師や薬剤師が薬を決める際、他の薬との飲みあわせに配慮して、「現在、服用している薬はありますか? 」と必ず聞いてくる。市販されているOTC医薬品ならまだしも、処方薬の名前やその量まで正確に言える人は少ないだろう。そんなときに役立つのがお薬手帳だ。 手のひらサイズの紙の手帳には、処方された薬の名称や量、処方した日付をはじめ、処方箋を出した病院名と医師名の情報が記載されている。しかも調剤薬局に行けば無料でもらえることができるという便利なアイテムだ。では電子版のお薬手帳とは一体、どのよ
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