東京高検の黒川弘務検事長(63)による賭けマージャン問題を巡り、社員が参加したと報道された朝日新聞社と産経新聞社は21日、社員からの聞き取り結果をそれぞれ文書で公表し、謝罪した。朝日新聞社広報部によると、同社東京本社勤務の50代男性社員は緊急事態宣言が出た後に計4回、黒川氏との賭けマージャンに参加。いずれも東京都内の産経新聞社記者の自宅マンションに集まり、同社記者2人を含む計4人で行った。4
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安倍晋三首相は22日の衆院厚生労働委員会で、国家公務員の定年を65歳に引き上げる、検察庁法改正案を含む国家公務員法改正関連法案について「官が先走り過ぎているとの批判、民間に先駆けて(定年を)65歳に延ばすのは早急ではないかとの批判もある。もう一度検討すべきではないか」と述べ、定年引き上げの導入見直しを検討する考えを表明した。首相は「新型コロナウイルスによる雇用環境悪化」を理由に挙げたが、法案の必要性を主張してきたこれまでの答弁との整合性が問われる。与党からも「ぶれ」を批判する声が出ている。 政府は関連法案について、「人生100年時代」へ備えるための重要政策と位置づけ、首相は国会答弁で「高齢期の職員の豊富な知識、経験等を最大限に活用する点にある」などと必要性を主張してきた。
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