立ち止まっていると、成長の機会を逃す 人間には、やりたくないこと、苦手なこと、嫌なことは先に延ばしてしまうという困った性質がある。 とてももったいないことである。というのも、そのように避けていることこそが、自分にとって必要なことであり、成長のきっかけになるということがあるからだ。 人間の脳にとって、苦手なことほど、やり遂げたとき、成功したときには大きな飛躍の糧になる。苦手だからといって逃げ回っているのはもったいない。本来、苦手なことほど取り組む必要があるのだ。 とりわけ、現代は時間の流れが速い。立ち止まっていると、先に行くことができず、成長の機会を逃してしまう。 しばらく前は、1年が7年の変化に相当するという「ドッグイヤー」や、さらにそれよりも速いという意味で「マウスイヤー」というような言い方がされた。人工知能の発達などを見ると、今ではそのような表現ですら生ぬるいと感じられるほどだ。 人間