アニメ制作会社の社長やスタッフに、自社の歴史やこれまで手がけてきた作品について語ってもらう新連載がスタートした。多くの制作会社がひしめく現在のアニメ業界。各社がどんな意図のもとで誕生し、いかにして独自性を磨いてきたのか。会社を代表する人物に、自身の経験とともに社の歴史を振り返ってもらうことで、各社の個性や強み、特色などに迫る。第1回に登場してもらったのは、J.C.STAFFの代表取締役・宮田知行氏。「少女革命ウテナ」や「とある」シリーズを代表に、膨大な数のアニメ作品を世に送り出してきたJ.C.STAFFが、現在のスタイルを作り上げるまでの道のりとは。 取材・文 / はるのおと 撮影 / 武田和真 安心してアニメ作りをしてもらうために設立したJ.C.STAFFJ.C.STAFFと言えば多作のイメージを持つアニメファンもいるだろう。そのイメージは正しく、2022年放送作品こそTVシリーズが6本
![J.C.STAFF 宮田知行(代表取締役会長) | アニメスタジオクロニクル No.1](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/39ee04e439c98b49f5920b577abe60ce87c09199/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fogre.natalie.mu%2Fmedia%2Fnews%2Fcomic%2F2023%2F0414%2Fcomic_anime-chronicle_title01.jpg%3Fimpolicy%3Dtwitter_card_feature_crop)