韓国政府は、廃プラスチックなどリサイクル用廃棄物の3品目について、日本とロシアの2か国から輸入する際、放射性物質などの検査を強化すると発表しました。ムン・ジェイン(文在寅)大統領は、輸出管理の強化をめぐって日本政府に対話を呼びかけたばかりで、今回の措置は、速やかに2国間協議に応じるよう日本側に促すねらいもあるとみられます。 日本からの輸入量が全体に占める割合は、廃プラスチックがおよそ40%、廃バッテリーがおよそ15%、廃タイヤがおよそ3%で、「環境安全管理の強化が目的だ」としています。 これらリサイクル用廃棄物の3品目に対する検査は、これまでも日本とロシアが対象とされてきましたが、韓国環境省は今月8日、日本からほぼすべてを輸入している石炭の灰の検査を強化すると明らかにしたばかりです。 このため、韓国メディアは「日本の経済報復への対抗措置だ」という見方を伝えています。 ただ、ムン・ジェイン大
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