統計的推測における信頼区間は,どのような初等統計学の教科書にも説明されているにもかかわらず,議論の多い問題でもある.いくつかの参考書の記述を引用してみよう. 実務教育研究所(1994)「現代統計実務講座Ⅰ」p.266 このとき95%あるいは99%という確率を信頼率(信頼度ともいう)とよぶ.この信頼率は何をあらわしているのだろうか.真の値(母数)pは,この区間に入っているかいないかのいずれかである.したがって,ただ一つの標本から求めた信頼区間だけを考えるときには,95%や99%という確率は出てこない.このような無作為抽出を繰り返し行ない,そのたびに,前と同じ方式で信頼区間をつくるとすれば,推定値p^が変わることによって,その信頼区間の中点も,また,区間の幅も変わる.このような操作を無限に繰り返して無数の信頼区間を得るとすれば,そのうち真の値pを含むものの割合を示すのがこの信頼率である. 東京
放射線影響研究所(放影研)は、平和目的のために、原爆放射線の健康影響について調査する日米共同研究機関です。
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1212 日本放射線技術学会雑誌 臨床技術講座 放射線防護に対するICRP勧告改訂の動き 放射線防護問題協議会 (JARAP) 大塚益比古 はじめに ここで放射線とは電離放射線を指すが,世間の人た ちは日頃どんな放射線を受けているかをみてみよう. それにはまず自然の放射線がある.この地上のいた るところにある放射線を指して自然バックグラウンド 放射線と呼ぶが,それには四つの種類がある. その一つは空から来る宇宙線である.地球の表面は 空気で覆われているので,それに邪魔されて地表にと どく宇宙線の量はかなり少ない. いま一つは地面から出る放射線である.地中には自 然の放射性物質が存在し,それが出すガンマ線は地表 に達する (大地放射線あるいは大地ガンマ線) . 三つ目は,私たちが口にする食べ物や飲み水のなか に含まれる自然の放射性物質 (おもに放射性カリウ ム:K40)
「クラーク委員長がいうように,年10μSvあれば無視せずに線量に応じて防護の権利を認めるべきでは? たとえば,無農薬の野菜を求めるように,保養や避難などが認められたら…。」 10μシーベルト以上で、保養や避難の権利を認めるというのは、かなりの無茶に思えますので、調べて見ました。 調べたところの林さんの言うクラーク提案の内容は、Isotope News誌の2007年9月号に書かれた佐々木氏の記事の孫引きであり一次資料には当たっていませんでした。 佐々木氏の記事に、参照があったので以下の原文に当たったところ、次のようなことがわかりました。 https://hps.org/documents/clarke_controllabledose.pdf ・クラーク提案 制御可能な線量について 30μシーベルト:無視できる 0.3msv:便益がない限り個人が浴びていい最大量 3msv:防護、除染を考慮(
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