自民党の稲田朋美政務調査会長が代表を務める政党支部が、平成26年の総選挙直前、選挙区内の県議会議員に現金10万円を寄附していたことが分かった。 公職選挙法は、政治家が所属する団体が選挙区内で当該政治家の名前を表記したり当該政治家が類推されるなどの方法で寄附することを禁じており、稲田氏側の現金供与はこの規定に抵触する可能性がある。 衆院解散の5日後、地元県議に10万円 違法性が疑われる寄附を行っていたのは、稲田氏が支部長を務める「自由民主党福井県第一選挙区支部」。同支部が福井県選管に提出した平成26年分の政治資金収支報告書によれば、同支部は平成26年11月26日、福井県坂井市選出の小寺惣吉県会議員に対し10万円を寄附していた。(下が政治資金収支報告書の該当ページ。赤いアンダーラインはHUNTER編集部) この年の総選挙は12月2日に公示、12月14日投開票という日程で実施されており、衆議院の
【速報!】宇都宮健児氏「都知事選は一本化が必要」と明言!出馬は“前向きに検討中”だが応援に回る可能性も〜「野党共闘の流れで都知事選も闘える態勢ができたらいい」とIWJのインタビューに回答! 2016.6.15 「平和憲法を守って、首都東京からアジアに向けて平和のメッセージを発信する。安倍政権の憲法改悪、安保法制に反対するということは、首都東京でもはっきりとその旗を掲げるべきです」――。 前回、都知事選で舛添氏と競りあい、次点で涙をのんだ宇都宮健児・日弁連元会長の言葉である。 6月15日、舛添要一東京都知事が都議会に辞表を提出。東京都議会は、本会議で舛添知事の辞職に全会一致で同意し、21日付の辞職が正式に決定した。舛添知事の辞任を受け、今後、早ければ7月31日にも都知事選の投開票があるといわれている。 IWJは同日、過去2回の都知事選に出馬し、いずれも次点で落選した弁護士・宇都宮健児弁護士に
書籍の内容 なぜ日本は「アジア解放の聖戦」という理念を掲げながら、アジア諸国を植民地とし侵略したのか。本書は、これまで誰も正視してこなかった松井石根と大亜細亜協会を中心とする汎アジア主義の視角から、「大東亜戦争」への道を読み解く。植民地との連動やグローバルなヒト・モノの動きも含め、首相・大将・博士から最底辺の労働者に至るまで、日本社会を戦争へと導いたものを初めてトータルに把握し、新たな歴史像を提示した渾身の力作。 復刊情報はこちら 書籍の目次 凡 例 序 論 「大東亜戦争」はなぜ起きたのか —— 汎アジア主義という視角 1 「さきの大戦」をどう説明するか 2 「大東亜戦争」という呼称をめぐって 3 「アジア主義」という難問 4 「アジア主義」に関する簡単な整理と本書の構成 第Ⅰ部 アジア主義の源流と展開 第1章 アジア主義の源流 1 日本近海を通じた朝鮮半島・中国大陸との関わり 2 薩摩閥
アジア諸民族が団結していくことによって、欧米列強によるアジアの植民地支配から解放されようとした「アジア主義」。「アジアはアジア人のアジア」というその理想に対し、現実の日本は、「大東亜共栄圏」を掲げて大戦に突入し、敗戦という結末を迎えた。これからの国際社会と日本に向けて、戦前の「アジア主義」について再考する。 1.はじめに 帝国主義の時代、欧米列強がアジアへと植民地化政策を進めていったのに対し、明治維新によって近代国家を建設した大日本帝国は、自衛として、あるいは欧米と肩を並べる大国になるために、国家の強化に尽力し、日清戦争、日露戦争を経ていった。 たとえば、福沢諭吉の「脱亜論」(1885年)、中江兆民「三酔人経綸問答」(1887年)、樽井籐吉の「大東合邦論」(1893年)、宮崎滔天「三十三年の夢」(1902年)、岡倉天心の「東洋の理想」(1903年)といったものにおいて、欧米列強が植民地化政
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く