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ブックマーク / wiredvision.jp (11)

  • 山路達也の「エコ技術研究者に訊く」 世界は、石油文明からマグネシウム文明へ(1) | WIRED VISION

    世界は、石油文明からマグネシウム文明へ(1) 2009年7月 3日 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 化石燃料の枯渇が迫っているが、自然エネルギーだけで今の世界経済を支えることはできない。理想のエネルギーと言われる核融合への道もまだ遠い……。だが今、エネルギーや資源の問題を一挙に解決するかもしれない研究が進んでいる。その鍵はマグネシウム。海水に無尽蔵に含まれるマグネシウムを取り出し、エネルギー源として利用。生じた酸化マグネシウムは、太陽光レーザーを使ってマグネシウムに精錬する。この壮大な計画に取り組むのが、東京工業大学の矢部孝教授である。 マグネシウムを燃やして、エネルギー源にする 金属マグネシウムは、携帯電話を始めとする電子機器や飛行機、自動車などで広く使われる。 ──次世代エネルギーとして、マグネシウムを用いる研究を進めているとお聞きしました。マグネシウム

    raycy
    raycy 2011/07/22
  • 『世界は、石油文明からマグネシウム文明へ』矢部教授の回答(1) | WIRED VISION

    『世界は、石油文明からマグネシウム文明へ』矢部教授の回答(1) 2009年7月15日 1/4 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 前回掲載した「世界は、石油文明からマグネシウム文明へ」は、読者の大きな反響を呼んだ。海水からマグネシウムを取り出し、発電所や自動車、家庭のエネルギー源として利用。燃やしてできた酸化マグネシウムは、太陽光励起レーザーで金属マグネシウムに還元する。こうした循環社会は当に実現できるのだろうか? 数々の疑問点について、東京工業大学の矢部孝教授に直接お聞きした。 1トンのマグネシウムを作るのに10トンの石炭が使われている? ──記事では、「マグネシウム1トンを作るために石炭が10トンも必要になります」とあります。マグネシウムの精錬法としては「電解法」が主流なのではないでしょうか? 電解法は、塩化マグネシウム(MgCl₂)を電気分解して金属マグネシウム

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    raycy 2011/07/22
  • 光を当てれば回り出す「光プラスチックモーター」の驚異(1) | WIRED VISION

    光を当てれば回り出す「光プラスチックモーター」の驚異(1) 2008年11月14日 環境サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 光を当てると、モーターも何も付いていない滑車が回転を始めた……。東京工業大学 資源化学研究所 池田研究室が開発した光プラスチックモーターは、まるで手品のようだ。光に反応する高分子材料が、人間の筋繊維よりも大きな力を生み出すのである。光プラスチックモーターの仕組みと未来を同研究室の池田富樹教授にうかがった。 光プラスチックモーターの実験装置。大きいプーリーの直径は1cm程度だ。 電池もモーターもないのに、滑車が回る ──光を当てるだけで動くモーターを作られたそうですが、いったいどのようなものなのでしょう? ここに大小2つのプーリー(滑車)があります。プーリーにかかっているベルトは、

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    raycy 2011/07/20
  • イノベーションが生まれる論理 | WIRED VISION

    イノベーションが生まれる論理 2007年12月17日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) (これまでの 佐々木俊尚の「ウィキノミクスモデルを追う」はこちら) ■ヒッペル教授の「情報の粘着性仮説」 「情報の粘着性仮説」という言葉がある。マサチューセッツ工科大のエリック・フォン・ヒッペル教授が提示したコンセプトで、「ある場所に存在している情報を、他の場所に移動させるのにかかるコスト」という意味だ。つまり情報は特定の場所にネバネバとひっついてしまいがちで、これをはがして他の場所に持って行くのはたいへんである。そしてこの移転コストによって、そのネバネバさ加減が推し量れるというようなことだ。 ヒッペル教授はこの情報の粘着性仮説を使って、イノベーションがどこで起きやすいかというのを説明した。 商品やサービスを開発するためには、技術と消費者のニーズがマッチしていなければならない。たとえば

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    raycy 2011/06/12
  • 放射性廃棄物を巡る問いかけと印象的な映像:『100,000年後の安全』 | WIRED VISION

    放射性廃棄物を巡る問いかけと印象的な映像:『100,000年後の安全』 2011年4月15日 環境メディア コメント: トラックバック (0) フィード環境メディア 配給のUPLINKが元々今秋に公開を予定していたドキュメンタリー映画。福島第一原子力発電所の事故後、原発や放射能への関心と懸念の高まりを受け、急きょ4月2日に前倒しして緊急公開した。4月16日(土)から渋谷アップリンク、ヒューマントラストシネマ有楽町、吉祥寺バウスシアター、横浜ニューテアトルで拡大公開されるほか、他の道府県でも順次公開が予定されている。 日と同様、原発推進国であるフィンランド。同国オルキルオトでは、地層処分という方法により、高レベル放射性廃棄物を貯蔵する世界初の地下施設の建設が始まった。この施設「オンカロ」(フィンランド語で「隠れた場所」という意味)は22世紀に完成し、一定量の廃棄物を受け入れた後に封印され、

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    raycy 2011/04/18
  • 日本史上最大級の地震が発生 | WIRED VISION

    前の記事 アートとしての「知識マップ」、入選作ギャラリー 日史上最大級の地震が発生 2011年3月14日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Alexandra Witze, Science News 津波が伝わるコンピューターモデル。ヒートマップの色は、最初の24時間における津波の最大の高さを示している。Image:NOAA/PMEL/Center for Tsunami Research) 3月11日午後2時46分(日時間)、州から約150キロメートル沖合を震源とする巨大地震が日を襲った。 マグニチュードは8.9で[のちに9.0に修正]、20世紀で最大の地震のうち5位に匹敵する巨大さだった。甚大な被害が出た2004年のインド洋津波を引き起こしたインドネシアの地震は、マグニチュードが9.1だった。[リンク先は、世界で起こ

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    raycy 2011/03/15
  • 第50回 練習の効果 | WIRED VISION

    第50回 練習の効果 2010年12月14日 サイエンス・テクノロジーハッキング コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジーハッキング (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 何かの練習を始めるとき、最初のうちは上達が実感できるものの、続けるうちに上達の速度が落ちたりスランプに悩んだりすることは誰もが経験することだと思います。 ワインバーグの名著「ライト、ついてますか」などの翻訳者としても有名な東京工業大学名誉教授の木村泉氏は、練習量と上達の関係を定量的に評価したいと考え、大量の折り紙を自分で折るのに要する時間を計ることによってその関係について考察しました。 木村氏は、吉澤章氏の「創作折り紙」というで紹介されている「みそさざい」という作品を15万回折り続け、折るのにかかった時間がどのように変化したかを記録しました。折るのに要した時間を縦軸に/試行回数を横軸

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    raycy 2010/12/16
  • 「地球に到来する宇宙線」が増大:太陽活動と関連 | WIRED VISION

    前の記事 新しい神話:映画『ソーシャル・ネットワーク』 「地球に到来する宇宙線」が増大:太陽活動と関連 2010年10月28日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman グレーの矢印が宇宙線。これを一部はね返している、大きな楕円形のもやが「太陽圏」(ヘリオスフィア)。より詳しくは、文末で紹介。Image: NASA 2009年に地球に降り注いだ宇宙線の量は、記録的に多かったという。米航空宇宙局(NASA)の『ACE』(Advanced Composition Explorer)やその他の探査機による計測結果から、ここ数年間に銀河から内太陽系に侵入した高エネルギー粒子の量は、「宇宙時代」が始まって以来、最高レベルに増えていることが明らかになった。[宇宙時代(Space Age)は通常、スプートニク衛星(1957

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    raycy 2010/10/28
  • ネット時代で「読む量」が急増:研究結果 | WIRED VISION

    前の記事 iPadはマンガ界をどう変える? 『Panelfly』がiPad対応に 「光合成は量子コンピューティング」:複数箇所に同時存在 次の記事 ネット時代で「読む量」が急増:研究結果 2010年2月10日 Eliot Van Buskirk 1960年から2008年の変化。コンピューター(緑色)が始まった結果、印刷物(黄色)は減ったが、テレビ(青色)も減っている。拡大図。Image courtesy of the University of California at San Diego's Global Information Industry Center 一般的な意見では、YouTubeやビデオゲーム、ケーブルテレビ、iPodといったもので書き言葉の利用が減って来ていると見られている。視覚を中心とした娯楽が増えた結果、紙媒体や長文のコンテンツは減り、バイトサイズのデジタル・コンテ

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    raycy 2010/02/11
  • 微生物が田んぼを電池に変える(1) | WIRED VISION

    微生物が田んぼを電池に変える(1) 2009年9月 9日 1/4 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 自然との共生は、さまざまな科学分野での大きなテーマになりつつある。東京大学 先端科学技術研究センター、橋和仁教授のチームが研究を進めているのは、田んぼなどに棲む微生物から直接電気を取り出せる燃料電池と太陽電池だ。将来は、田んぼで発電が行えるようになるのだろうか? プロジェクトリーダーの橋教授、および渡邊一哉特任准教授、中村龍平助教に詳細をお聞きした。 微生物燃料電池の実験装置。有機物を与えると、電流が発生する。 自己メンテナンスできることが生物の強み ──微生物を使って発電する研究を行われているそうですね。なぜ微生物発電を行おうと考えたのでしょう? 20世紀のサイエンスは主として現代物理学をベースとし、エネルギー源としては化石燃料を用いて、人類にとって便利な社会を

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    raycy 2010/02/11
  • 日本の農家は食料の増産に成功している? | WIRED VISION

    の農家は料の増産に成功している? 2009年8月 4日 半年以上前のことで恐縮だが、gooニュースの「ニュース畑」に「日料自給は当に「危機」なのだろうか? 疑ってみる必要はないのでしょうか」という記事が掲載された。月刊『農業経営者』の記事によると「ニッポン農家は料の増産に成功している」そうだ。「料自給に関する心配は杞憂なのかもしれないと考えるようになりました」とのことだった。 ニュース畑からの孫引きだが、以下のような主張がなされているらしい。 月刊『農業経営者』 :すべては農場の進化のために 衰退産業の代表のように扱われるが、われわれが農業を始めた一昔前と比べて、どう考えても全国的に各農家の面積、収量、収入いずれも飛躍的に向上しているはずだ。まともに農業をやっている者にとって当たり前の話だが、世の中の目は違う。 多くの人は自給率半減と聞いて、生産量が半減していると勘違いし

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    raycy 2009/08/27
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