診断(2008年) 九州・沖縄海域、日本海の中部および南部、日本南方海域における、2008年までのおよそ100年間にわたる海域平均海面水温(年平均)の上昇率は、+0.7〜+1.7℃/100年です。 これらの上昇率は、世界全体で平均した海面水温の上昇率(+0.50℃/100年)よりも大きな値です。 黄海、東シナ海、日本海南部、関東の南、四国・東海沖北部では日本の気温の上昇率(+1.1℃/100年)と同程度となっています。 北海道周辺・日本東方海域、日本海北東部では、海域平均海面水温(年平均)に統計的に有意な長期変化傾向は見出せません。 各海域の詳細な診断は、「海面水温の長期変化傾向(北海道周辺・日本東方海域、日本海、日本南方海域、九州・沖縄海域)」をご覧ください。 日本近海の海域平均海面水温(年平均)の長期変化傾向(℃/100年) 図の海域名(「北海道周辺・日本東方海域」など)をクリックする
この図は、人工衛星とブイ・船舶による観測値から解析された日本近海の海面水温及びその平年差です。水温は、図の右にあるスケールで色分けされており、空白の場所は、海面水温のデータがないところです。また、平年値は1971年から2000年の平均値です。
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第36回総会及び第1作業部会第12回会合(平成25年9月23日~9月26日、於 スウェーデン・ストックホルム)において、IPCC第5次評価報告書第1作業部会報告書の政策決定者向け要約(SPM)が承認されるとともに、第1作業部会報告書本体が受諾され、9月27日、IPCCより公表されました。 報道発表資料(平成25年9月27日) 気象庁では、IPCC第5次評価報告書第1作業部会報告書政策決定者向け要約の暫定訳を作成しました。日本語訳(暫定訳)は、下記PDFファイルをご参照下さい。今後、専門家からの意見を踏まえ、確定版を作成する予定です。 IPCC第5次評価報告書 第1作業部会報告書 政策決定者向け要約(暫定訳)(PDF 3.37MB) IPCC第5次評価報告書第1作業部会報告書政策決定者向け要約については、執筆者より誤記が指摘されたことから、IPCCの
1 暫定訳につき変更の可能性あり IPCC 第 5 次評価報告書 第 1 作業部会報告書 気候変動 2013:自然科学的根拠 政策決定者向け要約 Drafting Authors: Lisa Alexander (Australia), Simon Allen (Switzerland/New Zealand), Nathaniel L. Bindoff (Australia), François-Marie Bréon (France), John Church (Australia), Ulrich Cubasch (Germany), Seita Emori (Japan), Piers Forster (UK), Pierre Friedlingstein (UK/Belgium), Nathan Gillett (Canada), Jonathan Gregory (UK),
石油などの化石燃料の燃焼により大気中に排出される硫黄酸化物や窒素酸化物は、大気中の化学反応により硫酸や硝酸となります。これが雨に溶けこむと降水が酸性化しますが、酸性度の強い雨は、湖沼、河川、土壌を酸性化し、生態系に影響を及ぼすため大きな環境問題となっています。 気象庁では、人為的な影響が比較的少ない地点と考えられる、岩手県大船渡市綾里と東京都小笠原村南鳥島で、降水のpH(水素イオン濃度)を測定しています。2006年の降水の年平均のpHは、綾里でpH4.8、南鳥島でpH5.5で、いずれも前年より大きく(酸性度が弱く)なりました。南鳥島の酸性度が綾里より弱いのは、人為的な影響がより少ないためです。 綾里では観測を開始した1976年はpH5.3で酸性度が比較的弱かったのですが、その後、酸性化が進行して1984年にはpH4.5となり、1985年以後はpH4.5〜5.0で推移しています。南鳥島は
異常気象リスクマップとは はじめに 対象とする現象について 用いた観測データについて 大雨のリスクマップ 「30年に1回の大雨」「100年に1回の大雨」(確率降水量) 確率降水量とは 確率降水量の推定方法 「100年に1回の大雨」は何mmくらい? 「30年に1回の大雨」は何mmくらい? 日降水量100mm以上の大雨は年に何日降っている? 大雨が増えている 極端な多雨・少雨の年が増えている 少雨のリスクマップ 「10年に1回の少雨」は何mm? 参考 異常気象リスクマップのデータ 確率降水量に関するQ&A *以下は、日降水量の確率降水量を例に解説していますが、 24時間降水量についても同様の方法で推定しています。 確率降水量・再現期間は、 観測値をもとに、確率分布を当てはめて推定しています。 また、確率分布は、5種類の中から、観測値と良く合っていて、 計算結果が安定しているものを、地点ごと
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