宮城県は30日、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」のイベント開催や、珍しいポケモンを出現させるシステム改修など関連経費3000万円を、県議会9月定例会に提出する2016年度一般会計補正予算案に計上する方針を固めた。東日本大震災で被災した沿岸部への誘客を促し、観光復興につなげるのが狙いだ。 県内で10月に開くイベント費用として1000万円を計上。ポケモンのゲームで遊ぶ広場を開設し、被災3県と熊本地震被災地の熊本県の特産品を販売するブースも設け、数万人規模の参加者を呼び込む。 愛好者に被災地を周遊してもらうための広報宣伝費は1500万円。ゲーム上でアイテムを入手できる「ポケストップ」を示した被災地の周遊マップを作製する。ポケモンGOの公式ホームページやポケモン関連のテレビ番組で被災地の取り組みをPRする。 被災地限定のポケモンなど、ゲーム運営会社ナイアンティック(東京)へのシステム