この表によると、1000個のデータを格納するには19個のブロック、1万個のデータを格納するには35個のブロック、10万個のデータを格納するには53個のブロックが必要になることがわかります(表中色のついた箇所)。 このブロック数を拡張する方法は、使用されていない空きレコードが少ない(最大でも最後に作成したブロックの空きレコード分)ことや、データを追記する際の処理が軽くて済むというメリットがあります。実際に使用してみたところ、転置インデックスの作成スピードは十分でしたが、検索性能に関してはもうひとつ満足のいくものではありませんでした。 ハードディスクのスピード 実はブロック数を拡張する方法の検索性能が思わしくない大きな理由は、記憶媒体がハードディスクである点です。ハードディスクには物理的な特徴があり、これがディスクの読み書きの性能を大きく左右します。 ハードディスクはレコードのようなディス