やけに高額なアプリが、無料のお試し期間でGoogle PlayやApp Storeの利用者の気を引き、アンインストールされた場合でも定額利用料の請求を行うケースが見られています。 映画『パルプ・フィクション』の中で、殺し屋のヴィンセント・ベガ(Vincent Vega)が、5ドルもするというだけの理由でミルクシェイクを飲みたがった場面を覚えていますか?これは実によくある反応です。多くの人は、高い値段と素晴らしい品質を無意識のうちに関連付けます。そのため、高価な製品を無料で試すことができるとなると、購入する予定のない人でも興味を持ちます。一部のスマートフォンアプリ開発元は、この人間の特性をうまく利用しています。 好奇心にかかる費用 9月下旬のこと、情報セキュリティのリサーチャーたちはGoogle Playにて、月額最大200ユーロ(約2万4,000円)という明らかに法外な定額利用料を求めるア