米GoogleとAlphabet傘下のシンクタンクJigsawは2月23日(現地時間)、メディアなどのパブリッシャーがサービス上の不適切なコメントにリアルタイムで対処できるようにする機械学習採用のAPI「Perspective」を公開した。 Perspectiveは、よりよい会話をホストしやすくするためのAPI。Googleのオープンソースの機械学習ライブラリ「TensorFlow」と、ディープラーニング技術を提供する「Cloud Machine Learning Platform」で開発した。 このAPIは機械学習モデルを使って、コメントが会話に与えそうな影響を評価・採点する。開発者やパブリッシャーはこの点数を、コメントした人へのリアルタイムのフィードバックや、モデレーターへの通知、読者が関連情報を簡単に見つけるための支援などに使える。まずは“毒性のある”(toxic)コメントを検出する