炎上して、人類学とは何かをめぐる議論が起こること自体はいいことだと思います。しかし、安易な暴論が横行しているのを見ているのは一人類学徒として忍びないので、ここは人類学の議論にいざなうために、独断で交通整理を行います。
![「文化人類学者」による評論が炎上→「人類学とは何か」をめぐる議論を人類学徒が交通整理](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d4dfced58b0f17a3d2a4ac75b01b5dcd9da55a7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2F277d35b7ee0bfbcb8eadc1e8597a62dc-1200x630.png)
炎上して、人類学とは何かをめぐる議論が起こること自体はいいことだと思います。しかし、安易な暴論が横行しているのを見ているのは一人類学徒として忍びないので、ここは人類学の議論にいざなうために、独断で交通整理を行います。
6月16日、および8月20日にシュンが発信したツイートについて、多くの方々から、さまざまなご意見をいただきました。一連のツイートは、被爆された方々の手記やインタビュー取材に基づいて掲載しましたが、「差別を助長しているのではないか」というご批判も多数いただきました。戦争の時代に中学1年生が見聞きしたことを、十分な説明なしに発信することで、現代の視聴者のみなさまがどのように受け止めるかについての配慮が不十分だったと考えています。 また、手記を提供してくれた方が、1945年当時に抱いた思いを、現在も持っているかのような誤解を生み、プロジェクトに参加している高校生など関係者のみなさんにも、ご迷惑をおかけしたことをおわびいたします。 「1945ひろしまタイムライン」は、戦後75年がたち、戦争や原爆の記憶が薄れつつあるなか、若い世代に関心を持ってもらうため、身近なメディアであるSNSと放送を連動させた
賞をとり、インタビューを受ける機会が増えた。どのインタビュアーも丁寧で、嫌な思いをすることはほとんどない。しかし、中にはうまく答えられなかった質問もある。別に怒ってはいないし、というか私のせいだし、聞かないでくださいというほどではない。が、かわりの質問があるなら、そちらにしてもらったほうがインタビューが円滑に進むと思われるため、ここに書くこととする。 《1 この作品で伝えたかったのはどういうことなんでしょうか》 伝えたいことがないため、うまく答えることができない。あったのかもしれないが、それは端的に説明できるものではないし、不特定多数の人間にわかるように説明するのはなおさら難しいと思われる。そもそも私は、何かを伝えるために小説を書いているのではない。何かを伝えたいなら、小説を書いて伝えようなんて迂遠(うえん)なことはせずに、友達に話したり、SNSに書いたほうがいいと思う。が、伝えたいことが
海外(欧米)ではもはやメジャーでカジュアルな「卵子凍結」。自然分娩や母乳育児が尊ばれる日本ではまだまだSF感の漂うマイナーな分野。でも、女性だけにタイムリミットがあり、仕事もノッてる時期に、伴侶を探し、結婚・妊娠しろ、ってどうよ。と立ち上がったのが、自ら26個の卵子を採取したアーティスト・スプツニ子!さん。結婚前に凍結を検討していたシンマイこと申 真衣さんと意気投合! ※この対談はVERY2020年4月号掲載時(取材は2月)のものです。申 真衣さんは、同年7月に第2子妊娠を公表しました。 ――シンマイさんももともと卵子凍結に興味があったとか……。 申 実際にカウンセリングに行ったこともあるんです。もうすぐ30歳だな、と思っていた頃にちょうど未受精卵子の凍結が日本でもできるようになって(*注1)興味が湧いて。結婚願望はなかったのですが子どもは欲しいと思っていたので選択肢のひとつとして話を聞い
6月末に萩生田光一文部科学大臣によって北海道大学総長を解任された名和豊春氏(66)が22日、『私が解任された本当の理由』と題して講演した。名和氏は解任騒動の前後から1年半以上にわたって沈黙を守っていたが、初めてこの事件について口を開いた。「北大総長解任の真相を究明する市民の会」の主催によるもので、会場となった札幌エルプラザ3階ホールには約100人が集まった。以下、名和氏の講演要旨を抜粋して掲載する。(写真は、『私が解任された本当の理由』と題して講演する名和豊春氏) 「この講演の目的は北海道大学の教職員、数十万人の本学OB、OG、140年にわたって北大を愛し続けてくれている市民の方々に真相を知ってもらい、皆さんに将来どうしていくかを考えてもらうために行うものです」 「調査委員会の調査報告書を読んだが、私ひとりの判断ではいけないと思い、信頼のおける知り合いにも読んでもらいました。調査には、誘導
NHK広島放送局が企画し、現在も進行中の「1945ひろしまタイムライン」に対する批判が噴出しています。この企画は「75年前のひろしまにSNSがあったら」という仮想のもと、Twitterで現在の日時に合わせて3人の(架空の)人物のツイートが流されているものです。このツイートを読んだ人は、まるで現在、自分も1945年のひろしまに住む人たちと同じ時間を過ごしているようなヴァーチャルな経験を通じて、主に原爆投下を中心とした「過去に存在した人々」の生をリアリティを持って感じることができます。つまり、この企画で発信されたツイート群は、当事者の経験を「当事者でない人」に生々しく追体験させようとします。 この企画で気をつけなければならない点は、以下の三つです。 (1)フィクションであること 3人の人物にはモデルがいますし、当時の日記等の資料を用いて、1945年を生きたかれらの生の言葉を元にしています。他方
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はてブではほぼ無風。女性の少なさを改めて感じつつ、暇なのでツッコミを入れていってみる。 キャンペーンサイト: https://www.kao.co.jp/laurier/kosei-ful_2020cp/ 冒頭、キャンペーン趣旨説明"生理を個性"ととらえれば 私たちはもっと生きやすくなる。 ただの体調不良の強弱を個性なんてキラキラワードで片付けないでほしいんだが? とらえ方だけでごまかすってただの精神論なのか?(キャンペーンサイトを最後まで見た結果、精神論だということがわかる)誰かが生理で休んだとき、 「お大事に」って口では言ったけれど、 心のどこかでは「生理で休むなんて…」と 思ってしまうことがあったり。 これは誰目線の話?女性社員?男性社員?どちらにせよ今どきこの考えを披露してしまう時点で花王の社風が知れてしまう“生理は一人ひとり違う” 頭ではわかっていても、女性同士だからこそ ついつ
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スプツニ子!氏は以前も男は女に産ませてきたんだから女も誰かに産ませればいいとTwitterで言ってた。問題はどんな立場の女性にいかなるかたちでそれをやらせるか、なのだが。今でさえ代理母をやる人は階級的に高い人は少ない。究極のケア労… https://t.co/mBNqelpNmv
あーそーゆーことね。完全に理解した。 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1580116 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/mitukikuji/status/1297079062817456128 一般論として謝辞に名前を載せるのに許可は要らない。 繰り返す。許可は要らない。法的にも社会慣習の上でも。 世の中には学術書の出版に際して「この本を書いてるあいだずっと聞いててめっちゃ励まされた」として大塚愛氏への感謝を書き綴った剛の者もいるが、彼が大塚愛氏に許可を取ったとはとても思えないし、私も私の知らないところで「増田さんに細かい点直してもらってマジ感謝」のような謝辞を論文に書かれたことがある。一言の断りもなかったし、それは当然だ。一般論として謝辞に許可は要らない。自由に感謝すればい
将来の首相候補の一人に数えられる河野太郎防衛相は23日夜、インターネット動画サイトのライブ配信で皇位継承のあり方について「1000年以上続く男系が続くなら男系がいい」と断った上で、女系天皇の容認も検討すべきだとの考えを示した。 河野氏は、現在の皇室の状況に言及し「男子のお世継ぎがいなくなったときにどうするのか、考えておく必要はある」と強調。かつては側室制度があったが「この21世紀になってそうはいかない」とも述べた。 その上で、国民は「毎日国民のことを考え、災害が起きれば(被災者を)勇気づける」といった皇室の姿を支持しているとの見解を示し、「とすると、その皇室のメンバーである(天皇、皇后両陛下の長女の敬宮=としのみや)愛子さまをはじめ内親王のお子さまを素直に次の天皇として受け入れることもあるのではないか」と自説を述べた。 男系を維持するための旧宮家復帰に関しては、旧宮家は1400年代に今の天
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