口に出しては言わないが、ソリューション・ベンダーやシステム・インテグレーターの経営者の多くは、そう考えているに違いない。 いや、百歩譲って、「請求書の処理、クレーム対応、まあ、お客様に顔を出してご機嫌取り・・・とにかく、しっかり事務処理して、お客様との良好な関係を維持するためにやってくれればいい」ではないだろうか。 いないのも困るが、所詮は、コストオーバーヘッド。あまり経費を使わないでほしい。 「新規案件を取ってくるのは、営業の仕事」としている会社も少なくないが、たぶん本心は、期待されていない。じゃあ、何のためにそんなミッションを与えているのかといえば、「事務処理やトラブル対応だけでは、営業のモチベーションが下がるから、前向きなこともやらせておいたほうがいい。」という精神衛生上の配慮からである。 IT業界には、こんな言葉がある。「士農工商"営業"」。一番偉いのは、スタッフ、次がPM、次にS
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