新型コロナウイルス感染による区役所などの窓口閉鎖を避けるため、京都市は窓口業務を11日から最大3時間短縮している。10万円の特別定額給付金…
再審無罪の湖東病院患者死亡、滋賀県警が質問一切拒否 17日の本部長会見、記者クラブに通告 2020年4月16日 15:14 入院患者を死亡させたとして滋賀県警に2004年に逮捕され、殺人罪で懲役12年の判決を受け服役した元看護助手西山美香さん(40)が3月、大津地裁でのやり直し裁判(再審)で無罪判決を受けた湖東記念病院患者死亡事案について、県警は15日までに、17日に予定される本部長定例会見で、一切の質問を受け付けないと記者クラブ側に通告した。 クラブ側は、県警の滝澤依子本部長らに3月31日の判決当日に会見するよう要請したが、県警は応じなかった。今月2日の無罪確定後も、県警は西山さんに謝罪せず、滝澤本部長が見解を示す場も設けていない。 県警の定例会見は、新聞社やテレビ局など15社が加盟する「県警記者クラブ」が主催し、毎月1度行われる。本部長らが出席し、県警の施策などを説明し、クラブ幹事社が
京都市と京都府、京都産業大学は29日、ヨーロッパの卒業旅行から帰国した市在住の同大学4年生と、卒業旅行に同行した別の学生の卒業祝賀会に出席した市在住3人、井手町在住1人の、いずれも20代男性の同大学生計5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。ほかにも、発熱などの症状のある学生ら13人を含む濃厚接触者が市内外で47人おり、「府内初のクラスター(感染者集団)発生の可能性が高い」としている。 ■京都府の5人のほかに愛媛と石川で陽性 帰国した学生は、同大学4年の4人で3月2~13日にイギリスやスペインなど欧州5カ国を旅行。帰国後、4人のうちの2人(いずれも20代男性)は28日までに愛媛県と石川県で陽性が確認され、残る2人のうち京都市内在住の1人は21日から発熱など症状が出て、29日に感染が確認された。 ■28日の感染確認女性も京都産業大生 この3人は19、21、22日にそれぞれ、京都市内の飲
京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件を受け、市消防局はこのほど、ガソリン放火による大規模火災を想定した「火災から命を守る避難の指針」を明らかにした。生存者からの聞き取りを基に、2階から飛び降りる方法や、外気を吸うのに有効な姿勢の確保といった緊急避難策を示した。 第1スタジオは建築基準法の基準を満たし、避難訓練を行っていたにもかかわらず、らせん階段を通じて急激に煙が建物全体に蔓(まん)延し、死者36人を出す大惨事となった。指針では、危険レベルを「階段が使用不可能」「避難者が煙に覆われた危機的状況」など3段階に分けた上で、7項目の行動を導き出した。 屋外に脱出した37人(後に3人死亡)のうち27人は2階のベランダと窓から飛び降りるなどして一命を取り留めた。指針では、2階以上の階にはしごやロープの設置を推奨。これらがない場合、窓枠などにぶら下がって地面までの距離を短くす
「逮捕の意味も分からなかった」 無罪確定的な元看護助手、県警の不当捜査語る 2020年2月4日 7:00 「私は殺していません」。16年におよぶ殺人の汚名をそそぐため、大津地裁で3日、西山美香さん(40)は再審に臨んだ。言葉を振り絞って弁護人の質問に答え、虚偽の自白に至った経過や、刑事からの差し入れなど、県警の不当な捜査を証言していった。はっきりと「冤罪(えんざい)」を証明するように。 「(担当の)男性刑事ともっと長くいられるから、うれしい」。被告人質問で、西山さんは16年前の逮捕時の気持ちを述べた。「逮捕の意味も分からなかった」 幼い頃から、成績優秀な2人の兄と比べられ、劣等感があった。逮捕前から身の上話を聞いてくれ、「君も賢いよ」と言った刑事を好きになった。留置場から取調室へ出してくれる「白馬の王子様」だと思った。 その気持ちに便乗するような捜査を、西山さんは被告人質問で明らかにしてい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く