妊婦用の「アベノマスク」の受注業者4社のうち、謎に包まれていた残り1社が福島県福島市の「ユースビオ」であることが27日、公表された。同社の外観はまるで平屋の一室。隣接する企業は「人の出入りはほとんどない」と証言する。しかもユースビオの代表は2年前に脱税容疑で有罪判決を受けた人物。一体、どのような経緯で同社が受注先に選ばれたのか――。 妊婦用に配布された“アベノマスク”に虫の混入や変色が見つかった問題で、菅義偉官房長官は27日、これまで公表しなかった4社目の調達先が福島市の「ユースビオ」であることを明らかにした。 菅氏は会見で「25、26日に改めて確認を行ったところ、ユースビオからの納入分についても配布されていたことが確認できた」と公表。ネット上では1社だけが未公表だったため「また安倍首相の“お友達”なのでは?」と騒がれていた。 ユースビオとはどのような会社なのか? インターネットで検索して