被害が後を絶たない振り込め詐欺の犯行は、現金を振り込ませるよりも直接受け取りに来る手口が増えていて、警視庁は、より実態に合う新しい呼び方を決めるため、東京・巣鴨で、お年寄りにアンケート調査を行いました。 アンケートは、お年寄りが多く集まる東京・巣鴨の「とげぬき地蔵尊」で行われ、警察官などがおよそ140人に尋ねました。 振り込め詐欺の手口は、現金を振り込ませるよりも、会社の同僚など装って、直接受け取りに来る手口が増えています。 警視庁によりますと、都内ではことしに入って、およそ80%が「手渡し型」だということです。 このため警視庁は、「振り込め」という呼び方が実態に合っていないとして、新たな呼び方を募集し、応募があった1万4000件余りの中から、手口が振り込みに限らず、被害者をあわてさせるような呼び方を62件に絞り、どの呼び方が実態に合っているか、直接高齢者に聞きました。 62件の中には、「