鴻海からするとスマホの原価の4割程度を占めるであろう重要部品の液晶パネルを取り込むことで自社での部品製造、組立、供給まで一貫で取り組むことでAppleへのワンストップソリューションを提供できる、と力説してるのだろうな。 Appleからすれば、iPad Proの12.9インチパネルのメインサプライヤーであり、iPhone6sの4.7インチ液晶パネルの3rdサプライヤーでもあるシャープの液晶パネル事業がどうなるかは気になるだろう。「アップル帝国の正体」で描写があるように過去にAppleはシャープに液晶パネル事業の分社化を迫ったことすらある。Appleからすれば、分社化自体は歓迎するものと思われる。ただ、シャープの液晶パネル事業全体にお金を出すか?と言えばどうだろうか。xiaomiなどAppleの競合企業への供給も勿論あるわけで。 シャープ側は選択肢があるに越したことは無いが、恐らくそう長くは交