ここ何年か、ヨーロッパの国際音楽コンクールやバレエコンクールで日本人が上位入賞というニュースを聞くことも増えたし、 スポーツでも錦織圭選手がグランドスラムの決勝戦に残り、フィギュアスケートの羽生結弦選手は圧倒的なパフォーマンスで金メダル、水泳王国も復活してるっぽい。 そういうの見てると、 「最近の日本人、すごい!」とか、 「10代から続々と世界に通用する才能が!」と嬉しく感じたりするわけですが、 その一方で、こんなの長くは続かないよね、とも思えます。 ピアノやバレエ、バイオリンなどに関しては、国が豊かになってからの年数が重要なので、ようやく日本でも小さな頃から専門的なレッスンを受けられる環境で育った世代がでてきたってことだし、 水泳にしてもスケートにしても、日本のあちこちにプールやリンクができた時代より後に生まれた世代が活躍を始めてる。 日本経済のピークは 1990年なので、地方まで豊かに
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