東京都独自の新型コロナの感染防止宣言「ステッカー」を掲示していた店で集団感染が確認されたことについて、小池知事は13日朝、「対策をせずに貼っている店がないとは限らない」と述べました。 12日、客と従業員の男女あわせて8人が集団感染が確認された江戸川区西葛西のフィリピンパブは、感染防止対策に取り組む店として東京都が発行する虹色の「認証ステッカー」を貼っていました。 これについて13日朝、小池知事はこのように述べました。 「中には実践もせずに、ただ貼ってつけておけばいいやみたいな事業者がいないとは限らない。そして現実に、今回起こったわけです」(東京都 小池百合子知事) ステッカーは、都のホームページでチェックシートを記入すると誰でも印刷できる仕組みとなっています。 小池知事は今後、業界団体と連携しながら感染防止対策の確認などを徹底していくとしています。