ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (8)

  • 世界30億人が「たき火」調理、煙害なくすには

    コンロの火を見守るアンゲリカ・エパタル・ガルシアさん。毎日の事の準備に使う薪を、片道45分かけて集めに行く。(PHOTOGRAPH BY LYNN JOHNSON) 4月の復活祭の朝、中米グアテマラの小さな町サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスでは、エルビア・ペレズさんとその妹、娘たち、生後18カ月の孫が台所のテーブルを囲んでいた。 テーブルの上では、伝統料理タマルの入った大鍋が火にかけられようとしていた。タマルは、トウモロコシの生地でスパイス入りの肉を包み、さらにバナナの葉で包んだ料理。おしゃべりと笑い声、そして煙が部屋の中を満たす。目を刺すような煙は、喉に張り付いて咳を引き起こす。(参考記事:「タマル・アサド:コスタリカおやつレポート」) 家にまともな調理用コンロがないわけではない。ひとつ屋根の下に45人の親族が暮らす家の台所には、3台のコンロがある。しかし、バーナーが2個付いて

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    reachout 2017/09/08
    電気ガス水道を世界の隅々まで行き渡らせて維持し続けられる者だけが焚き火を批判せよ。日本だって最近まで農村部では焚き火だったんだぞ。
  • 嘘の国を売った史上最悪の詐欺師、270人が死の入植

    豊かな土地や都はどこにも存在しなかった だが、目的地にたどり着いた移住者たちはひどく困惑した。彼らが目にしたのは、文明のかけらもない未開の密林と、マラリア病の発生源になりそうな沼地ばかりだった。ポヤイスという国も、豊かな土地も、文明化された都も存在しない。彼らは狡猾な夢想家に騙されたのだ。母国に帰るすべもなく、夢破れた移住者たちは補給品を船から降ろし、海岸で野営するほかなかった。4月になっても状況はまったく変わらなかった。町は1つとして見つからず、助けが来る様子はなく、野営地は絶望に包まれた。病気が広がり、1カ月のうちに8人の移住者の命が奪われた。「王女御用達」の座を約束された屋は再び家族に会う望みを絶たれ、銃で自らの頭を撃ち抜いた。 どん底の状況で地平線に船影が現れた。しかも、船に掲げられていたのはイギリスの国旗だった。この船はベリーズから来たメキシカン・イーグル号で、外交上の任務のた

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    reachout 2017/07/24
    人生の師として仰ぐべき偉人
  • 幼くして花嫁に、東欧ジョージアに残る児童婚の現実20点

    東ヨーロッパの国ジョージア(グルジア)で、未成年で結婚する少女の数がどれくらいなのかは、はっきりと把握できていない。 国連人口基金の記録を見ると、少なくとも17%の少女が、同国の法律で婚姻が認められている18歳に達する前に結婚していると推測される。正確な記録が困難な理由は、法に触れるのを避けるために、人が法定年齢に達するまで婚姻届けを提出しない家族が多いため。彼らは、田舎のモスクや教会で式だけ挙げて、文化的・宗教的には婚姻が成立したとみなしているのだ。(参考記事:特集「幼き花嫁たち」)

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    reachout 2016/12/12
    人権は文化を破壊するほど重要なのか?
  • 驚きの恐竜展を開催、もはや鳥展、米NYで

    ティアニュロング・コンフュシウシ(Tianyulong confuciusi)はステゴサウルスやトリケラトプスと同じ系統に属する羽毛恐竜だ。(PHOTOGRAPH BY AMNH, RODERICK MICKENS) アヒルに餌を与えたり、ハトをよけたり、クジャクに見とれたりするときに、『ジュラシック・パーク』など恐竜映画で描かれている「恐ろしいトカゲ」を思い浮かべることはないだろう。 しかし、今では多くの科学者が、現代の鳥は生ける恐竜だと考えている。彼らは、獣脚類と呼ばれる二足歩行の肉恐竜のなかで、羽毛や適応力の高い大きな脳、そして、飛翔が可能な小さい体を手に入れたおかげで、6500万年前の大量絶滅を逃れたものたちの末裔だ。(参考記事:「鳥類は恐竜絶滅後に爆発的進化した」) ニューヨークにある米国自然史博物館の古生物学部門を率いるマーク・ノレル氏は「恐竜は今も生きているという事実を理解

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    reachout 2016/12/12
    トリコは恐竜
  • ブルドッグが危機、遺伝的に似すぎ

    イングリッシュ・ブルドッグは、世界的にきわめて人気が高い。だが、つぶれた顔、ずんぐりした体、だぶついた皮膚といった人間を虜にする特徴が、さまざまな健康問題をもたらしている。(Photograph by Nick Norman, National Geographic) 力強さや頑強さを象徴するイヌだったブルドッグ。だが、100年以上にわたる選択的交配が、このイヌをひ弱にしてしまった。 実は今、ブルドッグたちは呼吸や骨格、皮膚の障害をかかえている。しかも、多くの個体が自然に交尾したり出産したりできない。幼いうちに呼吸障害を起こすと、5歳以上まで生きられない可能性が高い。 7月末、ブルドッグの遺伝子を初めて完全に解析した研究の結果が、オンラインジャーナル「Canine Genetics and Epidemiology(イヌの遺伝と疫学)」に発表された。この研究により、ブルドッグの遺伝的多様性

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    reachout 2016/08/04
    ヒトのエゴイズムの塊見てぇな話だな
  • 第4回 なぜ霊長類はまた3色型色覚を獲得したのか

    霊長類は教科書的に言っても、視覚の動物であるというふうに昔から言われている。発達した視覚システムが霊長類の大きな特徴だ、と。 眼球が正面を向いていて立体視ができるとか、視細胞の密度が高くて、空間解像度が高い(デジカメでいうと、画素が多い)とか、さらには3色型色覚。 前回は、魚類の色覚の話で、ゼブラフィッシュは4色型色覚を持つのみならず、水面方向と正面や水底方向で、網膜上に違うセンサーのセットを持っていることを知った。

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    reachout 2016/02/04
    無理矢理3色覚にしたので異常が出やすいということか。しかし現代の生活では森林生活をするわけではないので3色覚を持つ優位性はほとんど失われているし長い目で見ると退化する機能なのかもしれない。
  • 冥王星の衛星カロンに謎の黒い領域

    冥王星の最大の衛星カロンの極地方の暗さとひび割れた表面は、ニューホライズンズの研究チームを驚かせた。(PHOTOGRAPH BY NASA-JHUAPL-SWRI) NASAの探査機「ニューホライズンズ」が冥王星に最接近した際に撮影した画像の一部が公開された。 冥王星の赤道付近を撮影した画像からは、まだ地質活動があるように見える地表と、高さ3500mほどの氷の山々が見てとれる。この氷は、メタンや窒素ではなく水が凍ったものだ。冥王星の5つの衛星についても、ひときわ大きい衛星カロンの詳細な画像と、小さな衛星ヒドラの最初の画像が公開された。一連の写真は、氷の天体に関するこれまでの理解に早くも疑問を投げかけている。「冥王星系のすばらしさに驚嘆しました」と、ニューホライズンズの主任研究者アラン・スターン氏は語る。 7月14日、ニューホライズンズは冥王星系を猛スピードでフライバイ(接近通過)し、最接近

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    reachout 2015/07/17
    天体の名前を見ると、天文学者というのは実にロマンチストだなぁと思います
  • 第1回 カマドウマの心を操る寄生虫ハリガネムシの謎に迫る

    寄生虫が宿主を操り、自らに都合のよい行動を取らせる。 寄生虫による宿主の操作は、20世紀後半から大いに研究が進み、今や事例の枚挙にいとまがないほどだ。どうやら我々の住むこの世界では、普遍的な現象らしい。聞いただけで気持ち悪いが、受け入れざるをえない。 日にいて、直接目に見える形で、身近にそれを実感することができるのは、おそらくハリガネムシではないかと思う。 例えば、来、水辺に近づく必要がないはずのカマキリが、お腹をパンパンに膨らませて、川や池に近づいている時。そのまま観察していれば、カマキリは水に飛び込むだろう。ほどなく腹からは何10センチもあるハリガネのように細長い生き物がクネクネと身をよじらせながら出てくる。 ぼくもずいぶん前に、白昼、偶然にその瞬間を見てしまったことがある。同じ星の上の出来事とは思えないような、ぞわっとする体験だった。 そんな寄生虫のハリガネムシと、寄生された宿主

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    reachout 2014/11/05
    グロイが、続きが気になるぞ。続きはよ
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