横浜市港北区の郵便局のアルバイト配達員が、年賀状などおよそ2000通をきちんと配達せずに、自宅に隠すなどしていたことが郵便局などへの取材で分かりました。 郵便局や警察によりますと、横浜市港北区の綱島郵便局に勤務していた27歳のアルバイトの男性配達員は、先月上旬、年賀状などの郵便物、およそ2000通を自宅に隠したり、宛先とは別の人の家に配達したりしていたということです。 宛先の異なる郵便物が配達先の郵便受けに大量に入っているのに別の配達員が気づき、明らかになったということで、郵便局は差出人に謝罪することにしています。 また、相談を受けた警察は郵便法違反の疑いがあるとみて、元配達員から事情を聴くなど詳しい経緯を調べることにしています。 日本郵便南関東支社では「お客様の信頼を著しく損ない深くおわびしたい。今後、指導を徹底して、再発の防止に全力で取り組んでいきたい」とコメントしています。