国立感染症研究所は、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害がおきる「先天性風疹症候群」が増えるおそれがあるとして、女性は妊娠する前に2回ワクチンを接種するほか、妊婦の家族などもワクチンの接種が重要だと呼びかけています。
第158回芥川賞と直木賞の選考会が16日夜、東京で開かれ、芥川賞に石井遊佳さんの「百年泥」と、若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」が選ばれました。また、直木賞に門井慶喜さんの「銀河鉄道の父」が選ばれました。 受賞作の「百年泥」は、去年文芸誌の新人賞に選ばれたデビュー作で、石井さんと同じようにチェンナイで日本語講師として働く女性が主人公です。主人公が100年に一度とも言われる大洪水に遭遇し、泥の中から掘り出された品々にまつわる出来事を回想していく様子などが非現実的な情景を織り交ぜながら描かれています。 芥川賞の受賞が決まった石井遊佳さんは大阪 枚方市生まれの54歳。大学時代から小説を書き始め、さまざまな職業を経験しながら小説の新人賞などへの応募を続けてきました。今はインド南部のチェンナイで日本語講師を務め、今回、初めての候補で芥川賞を受賞しました。 受賞作の「百年泥」は、去年文芸誌の新
小野寺防衛大臣は閣議の後の記者会見で、厳しさを増す安全保障環境に対応する必要があるとして、新たに戦闘機に搭載する長距離巡航ミサイルを導入することを正式に発表しました。そのうえで小野寺大臣は「導入はいわゆる敵基地攻撃を目的としておらず、専守防衛に反するものではない」と述べました。 具体的には、F35Aに搭載する射程500キロでノルウェー製の「JSM」と、いずれもF15に搭載する予定の射程900キロでアメリカ製の「LRASM」と「JASSM」で、来年度予算案に関連する経費を追加で盛り込む方針です。 小野寺大臣は導入の意義について「わが国に侵攻する敵の水上部隊や上陸部隊に近づくことなく対処することで、より効果的かつ安全に各種の作戦を行うことが可能となる。北朝鮮の弾道ミサイルからわが国を守るイージス艦を防護するうえでも必要不可欠だ」と説明しました。 そのうえで「長距離巡航ミサイルの導入は敵の基地を
天皇陛下の退位をめぐって、1日開かれた皇室会議で意見集約がなされ、陛下が再来年(2019年)4月30日に退位され、皇太子さまが翌5月1日に即位されることが固まりました。
天皇陛下が退位される日程の決定に向けた皇室会議が、宮内庁3階の特別会議室で始まりました。
小池百合子東京都知事は、希望の党の代表を辞任したいという意向を周辺に伝えました。
政府は来年度の税制改正で引き上げを検討しているたばこ税について、来年10月から3年かけて1本当たり合わせて3円増税する案を軸に与党との調整に入りました。 政府は、増税の影響を緩和するため段階的に引き上げることを検討していて、来年10月から3年かけて1本当たり合わせて3円増税する案を軸に与党との調整に入りました。 まずは来年10月にたばこ1本当たり1円増税し、2019年度は消費税率が10%に引き上げられる予定のため増税は見送ります。 そのうえで2020年度と2021年度にそれぞれ1円ずつ増税する方針です。 1本当たり合わせて3円増税した場合に見込まれる増収は2000億円から3000億円程度となる見通しです。 ただ、たばこ税の引き上げは葉たばこ農家などからの反発も予想され、政府・与党は今後本格化する税制改正の議論の中で慎重に議論を進めることにしています。 たばこをめぐって政府・与党は、火を使わ
中国と韓国が緊急時に通貨を融通しあう「通貨スワップ協定」は延長協議がまとまらないまま期限を迎え、アメリカの最新の迎撃ミサイルシステム、「THAAD」の韓国への配備に中国が反発していることの影響と見られます。 中国と韓国は、協定を延長するかどうか10日も協議を行いましたが、まとまらないまま期限を迎えました。 中国が、アメリカの最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国南部への配備に強く反発していることの影響と見られます。 ただ、韓国メディアによると、韓国銀行のイ・ジュヨル(李柱烈)総裁は10日午前、記者団に対し、「協議は終わっていない」と述べ、期限を迎えたあとも協議が続く可能性を示唆しました。 韓国は日本との間の通貨スワップ協定もおととし2月、両国の関係悪化を背景に終了しています。 韓国国内では、中国との協定も期限を迎えたことで、金融市場が混乱した際の対応に影響が出かねないという懸念の声
秋が徐々に深まる中、群馬県みどり市で季節外れのひまわりおよそ12万本が満開となり、訪れた人たちを楽しませています。 品種は一般的なものですが、この時期に見頃を迎えるよう8月中旬に種をまいたということで、ことしは秋の台風で被害を受けることもなく、高さ2メートルほどと夏に咲くひまわりと同じぐらいに育ちました。 今月に入りおよそ12万本の花が満開となり、訪れた人たちはさわやかな秋風が吹き渡る中をゆっくりと散歩したり、花を撮影したりして楽しんでいました。 60代の女性は「この時期にたくさんのひまわりを見られて幸せです。いい景色だと思いました」と話していました。 ひまわり畑を管理する上鹿田むらづくり推進協議会の松原茂雄会長は「立派に咲いてくれました。涼しい季節にもひまわりを楽しんでほしい」と話していました。 ひまわりの花は今月中旬ごろまで楽しめるということです。
「北海道職員の採用辞退率が6割を超えている」 先日、そんなニュースが飛び込んできました。調べていくと、近年、各地の地方自治体でも同じような事態が起きていることがわかってきました。人気だった地方公務員、その採用現場で何が起きているのでしょうか。(ネットワーク報道部記者 高橋大地 野田綾 伊賀亮人) 今月になって入ってきたニュースです。都道府県の職員と言えば、安定していて、地元に貢献できる職業。地方では特に人気が高いというイメージがありました。 最近の就職戦線は、学生優位の売手市場が続いているとはいっても、いくらなんでも6割は高すぎるのではないか。何が起きているのか、北海道庁の人事委員会事務局に聞いてみました。 「北海道職員の採用試験の合格者の6割前後がここ数年採用を辞退している」 今月になって入ってきたニュースです。都道府県の職員と言えば、安定していて、地元に貢献できる職業。地方では特に人気
奈良市の東大寺に建てられていた巨大な塔「東塔」の発掘調査で、塔の周囲に設けられた回廊の跡が見つかりました。調査団は、回廊を備えた塔は珍しく塔の重要性を示す資料だとしています。 今回、奈良文化財研究所や橿原考古学研究所などの調査団が発掘調査をしたところ、東塔の周辺から、鎌倉時代に造られた回廊の一部と見られる跡が見つかりました。 東塔の回廊は、江戸時代の絵図から、かつて塔を囲むようにあったことが知られていましたが、実際に跡が確認されたのは初めてです。 また、調査では、回廊に設置されていた門、「南門」の跡が確認されたほか、近くから白い土や瓦も見つかっていて、回廊には白壁と瓦屋根があったと見られるということです。 調査団によりますと、回廊を備えた塔は国内ではほとんど例がないということで、東大寺境内史跡整備計画室の南部裕樹室長は「塔の重要性を示す資料だ」としています。 東大寺の東塔跡では今月7日に現
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く