【アメリカを読む】 バラク・オバマ大統領(51)が2010年に関連法案を成立させた医療保険改革「オバマケア」をめぐり、民主党と共和党の攻防が激化している。きっかけはオバマ政権が2日、企業に従業員への医療保険提供を義務づける制度の実施を1年間遅らせると発表したこと。共和党側はオバマケアが不完全であることの表れだと主張し、共和党優位の下院は17日、オバマケアの核である個人に対する医療保険加入義務づけも先送りする法案を可決して攻勢を強める。一方、オバマ大統領と民主党はこれを否定し、防戦に懸命だ。オバマ大統領の看板政策の帰趨(きすう)は14年の中間選挙にも大きく影響するだけに、今後も論戦は過熱していくとみられる。 2保険提供義務化を延期 「オバマ大統領はオバマケアは予定通りに進んでいると繰り返してきた。でも現実は違ったのです」。「オバマケアが実現不可能であることが明らかになった」。17日の下院本会
菅義偉官房長官は28日のフジテレビ番組で、来年4月に予定する消費税率引き上げの是非について、秋の臨時国会召集前に最終判断するとの見通しを示した。「9月に4~6月期の国内総生産(GDP)速報値の改定値が発表されてから、秋の臨時国会の前までに安倍晋三首相が判断する」と述べた。 同時に、安倍政権にとってデフレ脱却が最優先課題であると強調した上で「安易に(消費税増税を)決めるのではなく、ありとあらゆる指標、可能性を国民に示した方がいい」と述べ、政府が税率の引き上げ幅や時期に関して複数の案を想定し、経済への影響を検証する方向で検討していることを示唆した。 財政再建の指針として8月に策定する中期財政計画に関し財政健全化は必要との認識を示した上で「(消費税引き上げを)決め打ちするものではない」と重ねて強調した。関連記事消費増税、複数案を検証 政府、経済へ…消費増税「慎重な上にも慎重に判断」菅…
米演劇界で最高の栄誉とされるトニー賞(第67回)が9日、ニューヨークで発表され、ミュージカル部門の作品賞に「キンキーブーツ」が選ばれた。同作品には川名康浩さんがプロデューサーの一人として関わっている。 昨年6月発表のトニー賞では、世界的デザイナーの石岡瑛子さん=2012年1月に死去=がミュージカルの衣装デザイン賞にノミネートされていたが、受賞はならなかった。 05年には宮本亜門さんが演出、コシノジュンコさんが衣装を手がけた「太平洋序曲」がリバイバルミュージカル作品賞や衣装賞などにノミネートされたが落選した。 トニー賞は1947年創設。ニューヨークの劇場街ブロードウェーで過去1年間に上演された演劇とミュージカルを対象に、最優秀作品賞などが贈られる。(共同)関連記事朝海ひかる「若者たちのパワー感じてほ…宝塚歌劇団、「海外輸出」にかじ切る明るく楽しく…初演から半世紀 「マイ…六本木に「韓流ミュー
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