与党時代に内輪もめのドタバタ劇で国民をうんざりさせた民主党が、4日公示の参院選でも迷走している。民主党執行部は2日夜、東京選挙区(改選数5)に出馬予定の現職、大河原雅子氏の公認取り消しを決定したのだ。同志を切り捨てるのに、細野豪志幹事長は大河原氏に直接会わず、電話1本で通知した。「非常識かつ非情な対応」(永田町関係者)は、野党になっても改まっていないようだ。 「お互い忙しいし、最終的に電話で通知するのも仕方ない。本来なら会って話すべきだが…」 大河原陣営関係者は3日朝、夕刊フジの取材に悔しさをにじませた。 民主党の海江田万里代表は2日夜に党本部で細野氏と会談し、独自の情勢調査で優勢だった現職の鈴木寛氏に一本化することを決定した。関係者によると、調整は今年春から続いており、6月の都議選惨敗を受けて最終決断を迫られたという。 ある政党の情勢調査では、鈴木氏と大河原氏は改選数5の中で「6位以下で
「世界のメディア王」と異名をとるニューズ・コーポレーション社オーナーのルパート・マードック氏の離婚問題が話題になっているが、妻だった中国系美女のウェンディさん(中国名・トウ文迪)が中国人民解放軍のスパイだったとの疑惑が浮上している。中国情報専門サイト「汎華網(パンチャイナネット)」が報じた。 マードック氏とウェンディさんは6月13日、ニューヨークの裁判所に離婚を申請。そのこのニュースは瞬く間に世界中に流れた。マードック氏は82歳で、ウェンディさんは44歳。1999年に結婚してから体外受精で2人の娘をもうけた。ウェンディさんは常にマードック氏と行動をともにし、マードック氏の秘書あるいは共同経営者として、仲睦まじいおしどり夫婦ぶりを見せつけてきた。 それが突然の離婚で、世界中を驚かせたが、マードック氏は周囲に「ウェンディとの結婚は間違いだ」と話したとか、ニューズ社上層部からの有力情報として
「赤い靴 履いてた 女の子 異人さんに つれられて 行っちゃった」 作詞・野口雨情、作曲・本居長世の童謡は、1922(大正11)年に発表された。 モデルについては諸説あるようだが、貧しかった日本で、親が養育できなくなり、青い目の人(おそらく宣教師)に託されて海外に渡った少女を憐(あわ)れんだ歌だ。 とりわけ農村は貧しかったとはいえ、異人さんに託される子供がたくさんいたわけではない。稀有な例だった。だから、この歌もできたのだろう。少女の碑も建てられた。 今日の韓国は「世界15位の経済大国」という。GDP統計の上では、それで間違いないのだろうが、ここ数年を見ても1000~2000人の赤ん坊や幼児が、海外に養子に出されている。 朝鮮戦争が終わったころは万単位で、2007年までの累計は16万人にも達する(中央日報07年12月20日)。朝鮮戦争の直後は、生まれたばかりの子供を手放さざるを得ないことも
43年前、山口太一さんという漫画家の目黒の仕事場に原稿を受け取りに行った新米の私が連れて行かれたのが、この店「とんき」だった。「とんかつをごちそうします」と言いながら、「君には、まだちょっと早いけどね」という前置き付き。1939(昭和14)年に先代吉原功さんが創業、現在の場所に移転したばかりの頃である。 調理場を囲むようにコの字形になったヒノキのカウンター約40席に横1列に座る光景に目をみはった。 客の目の前で黙々ととんかつを揚げる店主の表情が実に穏やかだ。満席にもかかわらず店内は静かで、まな板の上でとんかつをひと口大に切る包丁の音が一層の食欲を誘った。 食材は、「その時々においしいもの」を選ぶが、特別なものを使っているわけではない。その代わり、調理下ごしらえがていねいである。 米は2升炊きの昔ながらの羽釜で少しお焦げがつくくらいに炊く。ごはんが1粒1粒ふっくら立って甘くて懐かしい。キャベ
硫酸銅まみれの「毒ピータン」が発覚するなど中国の食汚染が収まらない。昨年末には現地メディアが、抗生物質などが過剰投与された鶏肉が流通していたと伝え、今年1月になって実際に現地の米国系ファストフードが使用を認め、謝罪する事態となった。鶏肉などは外食に欠かせない食材だけに日本も他人事ではない。居酒屋チェーンに続く、外食調査第4弾は、そのファストフードチェーン。大手5社に中国食材の使用状況を直撃した。 汚染油にカドミウム米、そして今度は毒ピータンだ。現地メディアによると、江西省南昌県で、アヒルなどの卵を熟成させるピータンづくりに、工業用硫酸銅が使われていた疑いが浮上。同県が30社のピータンの加工場を閉鎖し、生産を停止した。 中国の食汚染は想像以上に根が深く、今年になって「ケンタッキー・フライド・チキン」を現地で展開する米外食大手ヤム・ブランズの中国法人が、中国内の養鶏場で成長促進剤や抗生物質を過
6月15日生放送の討論番組『たかじんNOマネー』(テレビ大阪)で、橋下徹大阪市長(43才)の「小金稼ぎのコメンテーター」という発言を受けて、同番組のレギュラーの水道橋博士(50才)が番組中に降板した騒動で、複雑な思いを抱いている女性がいる。爆笑問題・太田光(48才)の妻で、芸能事務所『タイタン』の太田光代社長(48才)だ。 橋下市長は、タレント弁護士時代、同事務所に所属しており、現在も業務提携をしている。そのため、光代社長にしてみれば、所属タレントが問題を起こしたのと同じことなのだ。そんな光代社長に話を聞いた。 「橋下さんの真意が別にあったとしても、あの言葉の表現としては、やはり適切ではなかったと思うんです。今回は政治家としての意見だったのかもしれないけど、本人もかつてはタレントとして活動していたわけですから、タレントさんにああいう言い方はなかったと思うんです。 博士さんにはツイッタ
【ソウル=黒田勝弘】韓国の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)大統領が朝鮮戦争勃発63周年の25日を前に、「高校生への調査で(北朝鮮の武力南侵である)6・25戦争を(韓国が北を攻撃したという)北侵と答えた者が69%もいたとは衝撃的だ。教育現場での歴史歪(わい)曲(きよく)は絶対にあってはならない」と述べたことから、韓国での歴史教育問題があらためて話題になっている。 問題の背景には韓国の現代史の見方をめぐって続いている左右の対立がある。朴大統領の発言は親北朝鮮の左翼系学者の影響が強い教育現場の現状を憂慮したものだが、この現状を正そうと保守派による「新しい歴史教科書」が近く登場する予定で、与野党対立の政界を巻き込んで歴史論争が始まっている。 朴大統領は日本に対しても繰り返し、「正しい歴史認識」を要求している。しかし、日本との歴史は「加害者・被害害の立場は千年経っても変わらない」と言っているようにどこか遠
私の在学していた、とある学校は、神奈川県に合宿所を所有しておりました。 森と泉(人工)に囲まれて静かにたたずむその施設は、テラスから見事な富士山が拝むことができました。合宿時に行われる朝礼はそのテラスで開かれることも多く、早朝の富士山見物は恒例ではありましたが、時折曇ったり雨が降ったりすると、富士山は姿を消し、ぼんやりと霧がかった街並みのみでお送りしている日もありました。 そんなときは決まって教師や合宿所のスタッフさんが、「美人が多いから富士山が恥ずかしがって隠れてしまったねぇ」などという気休めともいえるコメントを生徒たちに放ってくれたものでした。天気が悪くてお目当ての風景が拝めない、それはその風景が恥ずかしがっているからだ…って、そんなことあるものかと心の中でツッコミを入れると同時に学びました。まさに、「モノは言い様」であるということを。 モノの言い方ひとつで相手の自分に対する印象は大き
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