民間調査会社・日経リサーチ(東京都)の「地域ブランド大賞2013」で、島根県が「総合評価 躍進賞」を受賞した。 島根の知名度が全国的に低いことを逆手に取った「自虐的」なキャンペーンなどが評価された。 同社は、各都道府県や531の市・特別区などを対象に、その地域への「訪問意向」や「愛着度」などを指標にブランド力を調査。今年から同大賞を設け、総合評価賞、部門賞、審査員特別賞で計7自治体を選んだ。 同社によると、島根県が「日本で47番目に有名な県」など自虐的なコメントでキャンペーンを行ってきたことや、2002年に「しまねブランド推進課」を設置するなどの取り組みが評価されたという。 5日、同社の幹部らが県庁を訪問し、溝口知事に表彰盾を手渡した。溝口知事は「以前は島根が日本のどこにあるか分からない人も多かったが、大きく変わってきた。賞をいただいて大変心強い」と喜んでいた。