タグ

ブックマーク / karapaia.com (62)

  • 交尾なしで生き続けた1800万年前の線虫。その秘密がついに判明

    ディプロスカプテル・パキス(Diploscapter pachys)は1800万年前に生息していた線虫だ。当時、彼らは男と女の秘め事にほとんど関心を示さなかったようだ。 この線虫が性に対してそれほどまでに淡白だった理由が突き止められた。それはかなりユニークな遺伝子の構成にあったようだ。 なぜ交尾することなくDNAを操作できたのか? 米ニューヨーク大学の研究者はD. パキスのゲノムと生殖機能について解析し、なぜ交尾することなくDNAを操作することができたのか解明を試みた。 人間の場合、男女の秘め事が楽しみという人もいるだろう。だが生物の中には交尾のせいで困ったことになるものもいる。ある種にとってその代償が大きすぎることもあるのだ。 全精力を傾けて配偶者を探し、染色体を合体させてもらえるよう説得する行為の見返りは、全体の中に多様性を生み出すことだ。 気候の変動、捕者の往来、新しい病気の発生と

    交尾なしで生き続けた1800万年前の線虫。その秘密がついに判明
  • ちょっと待った!ヴォイニッチ手稿を解読したというニュースに異論続出。中世のラテン語ではないし目次が存在したという証拠はないと専門家らが主張

    ちょっと待った!ヴォイニッチ手稿を解読したというニュースに異論続出。中世のラテン語ではないし目次が存在したという証拠はないと専門家らが主張 記事の文にスキップ 数日前、これまで解読不能とされてきたヴォイニッチ手稿が解読されたというニュースをお伝えしたばかりだが、続編が入った。 専門家によると、ギブズ氏の説は、すでに判明していることと正しいのかどうか証明できないことでしかないそうだ。 大反響となったヴォイニッチ手稿解読のニュース ヴォイニッチ手稿の解読に成功したという報がネットで広まると、懐疑的な暗号マニアや学者などの反骨心を刺激した。 関連記事:ヴォイニッチ手稿の解読ついに成功?そこには婦人病の治療法が描かれていた!?(英研究者) ハーバード大学ホートン図書館のキュレーターであるジョン・オーバーホルト氏は、「ヴォイニッチ関連の話は受け入れかねる」とツイート。さらにヒストリー・トゥデイの中

    ちょっと待った!ヴォイニッチ手稿を解読したというニュースに異論続出。中世のラテン語ではないし目次が存在したという証拠はないと専門家らが主張
  • 史上初、水中での量子テレポーテーションに成功

    中国の科学者は海水の中でもつれた粒子間の情報送信に成功した。この種の量子通信としては史上初の快挙だ。 情報は海水が入った3.3メートルの水槽の中で送信された。同じ技術を用いれば、海で900メートル近い距離のハッキング不可能な通信を行えるそうだ。例えば、潜水艦同士の通信などでの応用が考えられる。 量子テレポーテーションと量子のもつれ 量子テレポーテーションとも呼ばれる量子通信は、物理法則によって通信を傍受しようとする企てからセキュリティを保つ。それは究極の暗号である。 その基礎にあるのは、かのアインシュタインが「不気味な遠隔作用」と評した量子もつれだ。量子もつれとは、2つの粒子が表裏一体であり、一方に生じたことがその距離にかかわりなく他方に伝わる性質のことである。 この原理を応用して、すでに光ファイバーや宇宙空間における長距離間の情報の”テレポート”に成功している。今年初め、中国の研究チーム

    史上初、水中での量子テレポーテーションに成功
  • ルイスキャロル直筆のオリジナル原稿のイラスト絵 : カラパイア

    ルイス・キャロル (名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン)があの有名な「不思議の国のアリス」を手書きで完成させたのは1864年のことだ。 この物語が生まれたのはその2年前、当時キャロルがアリスや彼女の家族を楽しませるために即興で作った話がもとになっているという。 そのキャロル自身が書いた手づくりには文字や挿絵まで添えてあったのは以前もちらっとお伝えしたが最近、英国図書館に所蔵されているオリジナル原稿が海外サイトでざざっと紹介されていた。 当時のキャロルが思い描いたシュールで奇妙でナンセンスな世界を堪能してみよう。

    ルイスキャロル直筆のオリジナル原稿のイラスト絵 : カラパイア
  • めっちゃポータルやんか!中国の上空で長方形が確認される : カラパイア

    今月半ば、中国山東省の上空に異様な四角い光が現れ、現地の人々が騒然とする出来事があった。 夜空に浮かび上がった大きな長方形を撮影した動画は、ネット上の視聴者をも巻き込み、その正体について議論が巻き起こった。 一部では「異次元につながるポータルのようだった」と噂された不思議な光の造形の正体には、のちにそれらしき見解が出たのだが・・・

    めっちゃポータルやんか!中国の上空で長方形が確認される : カラパイア
  • 最少は年間1,000人。とても美しいのに世界で最も観光客が少ない国12 : カラパイア

    旅行好き憧れの場所。それはあまり観光客が足を踏み入れていない世界の最果てだ。 そうした場所は確かに存在する。世界観光機関の2017年の報告書によると、昨年世界で最も訪問者が少なかった国は南太平洋の楽園「ツバル」で、わずか1,000人しか訪れていない。以下では、そうした滅多に人が訪れない15ヶ国を紹介しよう。

    最少は年間1,000人。とても美しいのに世界で最も観光客が少ない国12 : カラパイア
  • 脳は寝ている間に新しい記憶を形成する(フランス研究) : カラパイア

    眠っている脳は新しい記憶を形成できる。人が寝ている間に複雑な音を流して、目が覚めてからそれを憶えているかどうか調査した実験からわかった事実だ。 今回発表されたフランスの研究によると、人は、眠りの浅いとき、レム睡眠時には、外部から入ってきた情報を覚えていることが判明した。 それなら睡眠学習は効果があるのか? やりかたによっては効果があるのかもしれない。だが、外国語習得のようなものはダメだ。脳が音とその意味を紐づけながら記憶する必要があるからだ。

    脳は寝ている間に新しい記憶を形成する(フランス研究) : カラパイア
  • ネット漬けの生活をしていると脳がポップコーン化、現実社会に適応できなくなる恐れがある(米研究) : カラパイア

    メールやチャット、ツイッターやフェイスブックなど、ネットでさまざまな作業が同時進行する「マルチタスク」の刺激に慣れた脳は、ネットよりもペースの遅い現実社会に適応できなくなる恐れがあると、研究者が警鐘を鳴らしているそうだ。

    ネット漬けの生活をしていると脳がポップコーン化、現実社会に適応できなくなる恐れがある(米研究) : カラパイア
  • 生前は美女。北極圏で発見された900年前のミイラ(ロシア)※ミイラ注意

    北極圏のはずれの地から、銅と毛皮にくるまれた女性のミイラが発掘された。男性ばかりの墓地に埋葬された、これまでのところ唯一の女性だという。 この夏、ロシア、サレハルド近くのゼレニー・ヤールの発掘現場から現われたこの12世紀の女性は、シベリアの北の果てを支配していた名もない狩猟漁労民族の一員で、驚くことにペルシャと関係があるという。 生前は美女だったらしい 偶然が重なってミイラ化したようで、おそらく年齢は35歳くらい、身長は155センチ、繊細な顔立ちがはっきりわかる。 まつ毛が長く、髪の毛も豊かで、歯もしっかり残っている。グリーンを帯びた顔は銅製の釜のようなものの破片で覆われていて、そのおかげか永久凍土の墓の中で顔はほとんど損なわれていないが、体のほかの部分の保存状態はあまり良くない。 頭部は動物の皮、おそらくトナカイの皮で覆われていて、こめかみのところに青銅のリングが見つかり、体は樺の木の皮

    生前は美女。北極圏で発見された900年前のミイラ(ロシア)※ミイラ注意
  • プーチン名言、いただきました。雨に打たれてずぶ濡れぬれになったプーチンに「なぜ傘をささないの?」その回答は? : カラパイア

    そろそろプーチン情報が欲しいころだろう。カラパイアでは政治うんぬんを抜きにして、哺乳類サル目ヒト科としてのプーチンをウォッチングしている。いわば生態観察だ。 今年一発目のプーチン大統領情報は、モスクワ州立大学でソ連の宇宙功績を称える歌を歌ったことだった。プーウォチャとしては毎日のようにプーチン情報をチェックしているのだが、政治が絡んだきな臭い話題ばかりで、ヒトとしてのプーチンの姿はなかなか遭遇できなかった。 そんな中、6月22日、プーチンが傘も差さずに雨に打たれてずぶ濡れになったという。プーチンが濡れただけで話題となってしまうのも、プーチンがプーチンとしての所以だろう。 ロシアの人々からは「なぜ傘をささないのか?」と疑問の声が多く上がったという。その答えが名言だったので、ここに記録しておきたい。

    プーチン名言、いただきました。雨に打たれてずぶ濡れぬれになったプーチンに「なぜ傘をささないの?」その回答は? : カラパイア
  • 死ぬってどんな感じ?6人の臨死体験者が語る死んだ直後に見えたビジョン

    生きている者は死の恐怖から逃れられない。 人は太古の昔から死に強い関心を払い、儀式を執り行なったり、”あの世”を理解しようとあれこれイメージを膨らませたりしてきた。 死は人類に残された最後の謎であり、いかに科学が発達しようとも、そのほとんどは謎に包まれている。なぜなら死者が生き返ることはほとんどないからだ。 だが臨死体験をしたという人は少なからずいる。海外掲示板redditに「死ぬってどんな感じ?」という答えようのない質問が投稿され、臨死体験をした人たちが回答してくれた。彼らからの返答は大きく異なっている。 1. を読むような感じ この画像を大きなサイズで見る 5年前、monitormonkeyさんは大手術の最中に出血し臨死体験をした。 宇宙みたいなところで目が覚めた。星や光は見えない。浮いているわけじゃなくて、ただそこにいたんだ。暑くも寒くもなかった。 どちらでもなく、ただ穏やかって感

    死ぬってどんな感じ?6人の臨死体験者が語る死んだ直後に見えたビジョン
  • 「地獄の辞典」に出てくる禍々しい悪魔たち(1818年)

    わたしたち人間を戒めるため、罪深い道にいざなう悪魔たちは、昔から数多く創造されてきた。そりゃもう数えきれないくらいたくさんいる。 それでも、19世紀初頭のオカルティスト文筆家、ジャック・コラン・ド・プランシーはこれらを分類してまとめる作業を諦めなかった。 プランシーは著書『地獄の辞典』(1818年に初版発行)の中で悪魔に関連する事象やその力をひとつひとつ説明するところから始めた。 だが、このがほかと違うのは、一度見たら忘れられないような不気味でシュールなイラストが入っていることだ。プランシーのこの謎めいた動物寓話集を構成している悪魔たちの中には、悪魔研究史の中でもっとも刺激的なものもある。 悪魔の支配者パエル この画像を大きなサイズで見るimage credit:LOUIS LE BRETON/PUBLIC DOMAIN プランシーは、生涯にたくさんのを出版しているが、この『地獄の辞典

    「地獄の辞典」に出てくる禍々しい悪魔たち(1818年)
  • 孤独による悪循環。孤独が長いと自己中心的になり、それがさらに人を遠ざけるという研究結果(米研究)

    あまりにも長く独りでいると自己中心的傾向が強まり、それがさらに人を遠ざけ、より孤独に陥ってしまうという悪循環にハマるそうだ。 孤独と自己中心性が互いに強め合うことを発見したのは、米シカゴ大学の研究チームだ。 同チームは11年間に渡って50~68歳の229人から収集したデータから、孤独によって自己中心的な傾向が助長されることで、社会的な孤立がさらに深まることを明らかにした。 孤独は人を自己中心的にする 2006年の研究結果では、”進化”は人間が特定の感情、思考、行動をとるよう脳を形作ったと指摘していた。孤独が自己中心性を助長するという今回の発見は、この説に一致するものだ。 人間がここまで強い種に進化できたのは、社会的な交流に適応した脳の変化とそれによる相互の助け合いに負うところが大きい。 しかし相互の助け合いがない状況においては自分の利益にのみ集中し、自己中心的に振る舞うようになる。 この画

    孤独による悪循環。孤独が長いと自己中心的になり、それがさらに人を遠ざけるという研究結果(米研究)
  • コンドルだって人に助けてもらった恩を忘れない。命の恩人のもとに飛んで駆け寄るコンドル(アルゼンチン)

    カラパイアではこれまで、様々な猛禽類が、人間に恩返しするストーリーをお伝えしてきたが、やはり彼らは恩を忘れない生き物のようである。 南アメリカ大陸に生息する猛禽類のコンドルは、翼を広げるとが3メートル以上もある巨大種だが、やさしくしてくれた人をいつまでも覚えているようだ。 アルゼンチンに住む牧場主のエドガルドさんは、今年の3月、自宅の敷地内で傷ついたコンドルのヒナを発見し保護した。 Heart warming moment condor shares a hug with rescuer 傷ついたコンドルのヒナを保護、無事に野生に戻す 傷ついたコンドルのヒナを発見したエドガルドさんは、敷地内でヒナのけがの回復を待つことにした。 エドガルドさんが専門家に話を聞いたところ、このコンドルはオスで、前年の秋に生まれたオスで、親鳥とはぐれてしまった可能性が高いという。 エドガルドさんはコンドルにコン

    コンドルだって人に助けてもらった恩を忘れない。命の恩人のもとに飛んで駆け寄るコンドル(アルゼンチン)
  • ほどほどでもアウト。飲酒は適量でも脳の老化を早めるという研究結果(英研究)

    例えほどほどの飲酒でも脳の老化を早めるかも知れない。その量は、例えば毎日、グラスワイン1杯から2杯程度でも影響するということだ。 『BMJ』に掲載されたオックスフォード大学、アニャ・トピワラ(Anya Topiwala)氏の研究によれば、適度の飲酒であっても、脳の認知機能を低下させる危険性があるそうだ。 また言語テストの成績の急激な低下も確認されている。 お酒は百薬の長ではなかった? 英国において、中度の飲酒はグラスワインなら週に8~12杯と定義されている。これは1日に1杯。4日に1回は2杯くらいの計算だ。 この程度の飲酒習慣なら大勢の人が持っており、従来の研究では脳に良いとも言われていた。 しかし今回の研究はそうした説に疑念を突きつける。浴びるように飲むわけではない適度の飲酒であっても、脳のダメージや認知障害と確実に関係していることを示唆しているからだ。 この画像を大きなサイズで見る 飲

    ほどほどでもアウト。飲酒は適量でも脳の老化を早めるという研究結果(英研究)
  • 脳を損傷してから才能が開花した10人の天才 : カラパイア

    頭を打ってから頭が良くなったとか、逆にサイコパスっぽくなったとか、とにかく脳に打撃を与えることで何かが変わることはあるようだ。いったいこれはどういう作用がもたらされているのだろうか?頭を傷つけた代償として神が才能をもたらしたのだろうか? ここでは脳を損傷したことで才能が開花した10人のアーティストや学者たちを見ていくことにしよう。

    脳を損傷してから才能が開花した10人の天才 : カラパイア
  • 全部当てはまったら天才かも?紙一重、天才が変人である10の理由

    ポップカルチャーに登場する天才的な人物にはある共通点がある。皆、大なり小なり変わっていることだ。 妙な癖や習慣があったり、行動や話し方が風変わりだったりする。天才性ゆえに多少変わっていても許されているのだが、なぜそうなのかは分からない。 高知能の人たちが変わっているのにはいくつもの理由が考えられる。 遺伝子や脳のサイズに関連するのかもしれない。あるいは子供時代の躾に原因があるのかもしれない。ここでは、そうした天才が変人である理由を探ってみよう。 10. 音に過敏 この画像を大きなサイズで見る ペンがカチカチ鳴る音、人参をかじる音、呼吸など、ごく小さな日常音は、知能が高い人にとってやたらと気を散らせる原因である可能性がある。 外部の雑音をシャットアウトできないことを、”漏洩性(leaky)”の感覚ゲーティングという。マルセル・プルーストからチャールズ・ダーウィンまで、多くの天才がこの症状を有

    全部当てはまったら天才かも?紙一重、天才が変人である10の理由
  • 欧米の動物病院にはこんなルールがある。待合室にあるロウソクに火が灯っていたら、「ペットと別れを告げている人がいる」という合図

    欧米の動物病院にはこんなルールがある。待合室にあるロウソクに火が灯っていたら、「ペットと別れを告げている人がいる」という合図 記事の文にスキップ 犬であれ、であれ、ペットを飼っていればいつかはお別れのときが来る。しかも、それがいつになるかは分からない。 あなたが動物病院でペットと別れを告げているときに、待合室で楽しそうに騒ぐ声がしたらどうだろうか。つらい気持ちが増すのではないだろうか。 もちろん彼らは悪くない。あなたがそこで苦しんでいることを知らなかったのだから。しかし、後から事情を知れば、彼らだって、いたたまれない気持ちになるだろう。 このような意図せぬ事態を防ぐため、「今まさにペットと別れを告げている人がいる」ということを人々に伝える単純で思慮深い方法がある。 その方法とは、ロウソクを灯しておくことなのだ。 ロウソクに添えられたメッセージには、こう書いてある。 ・もし、このロウソク

    欧米の動物病院にはこんなルールがある。待合室にあるロウソクに火が灯っていたら、「ペットと別れを告げている人がいる」という合図
  • 海に投棄されたビニール袋が驚くほど少ない理由。微生物が進化を遂げ分解するようになった可能性(スペイン研究)

    海に投棄されたビニール袋が驚くほど少ない理由。微生物が進化を遂げ分解するようになった可能性(スペイン研究) 記事の文にスキップ 買い物をしたり、ゴミを出すのに使用するビニール袋。ビニール袋をはじめとするプラスチック製品は爆発的に増えており、ちゃんと処分されなかったそれらのものは、海に流れ着き、海洋中には無数のビニール袋が漂っている。 もともと自然界には存在しなかった物質であり、このままでは海がプラスチック製のゴミであふれかえってしまう。大変だ。 ところが、スペイン、ポンペウ・ファブラ大学のリカルド・ソレ氏の調査では、思ったほどプラスチックのゴミが見つからなかったそうだ。 なんと微生物が進化を遂げ、プラスチック製のゴミをべて分解していた可能性が高いというのだ。 消えたビニール袋の謎 発見されたビニール袋(プラスチック製品を含む)は、予想の1,000分の1でしかなかった。数学モデルからは、

    海に投棄されたビニール袋が驚くほど少ない理由。微生物が進化を遂げ分解するようになった可能性(スペイン研究)
  • 古代生物「タリーモンスター(トゥリモンストゥルム)」は脊椎動物だった。その謎が徐々に明らかに : カラパイア

    イカのような体に目を生やし、細長い腕のような吻の先に歯が並んだ生物。こんな奇妙なクリーチャーが発見され、学会を騒がせたのは約60年前のことだ。それから数十年の月日を経て、英語では、タリーモンスターの名で呼ばれる、「トゥリモンストゥルム(Tullimonstrum gregarium)」の正体が、実はヤツメウナギの近縁の肉脊椎動物であることが判明した。 タリーモンスターはおよそ3億700万年前に、アメリカ、イリノイ州グランディ郡沿岸の泥だらけの浅瀬を徘徊していたものと考えられている。

    古代生物「タリーモンスター(トゥリモンストゥルム)」は脊椎動物だった。その謎が徐々に明らかに : カラパイア