法人向け運賃の大幅値上げという「ヤマトショック」に乗じて、ネットスーパーから各社が撤退。この流れは今後も続きそう? 大手スーパーやコンビニが、ネットスーパー事業から次々と手を引いている。 ネットで注文すれば生鮮食品などを自宅まで届けてくれる利便性が売りだったが、今年2月末にファミリーマートのネット店舗「ファミマドットコム」が閉鎖したのに続き、8月末には肉、野菜、加工食品など約8000点を扱っていた「ローソンフレッシュ」も閉鎖。さらに、ユニーが「アピタネットスーパー」から撤退するとも報じられている。 ネットスーパーの事情に詳しい経営コンサルタントの竹内謙礼(けんれい)氏はこう話す。 「以前、視察をさせてもらった大手ネットスーパーの責任者は、『正直、この事業は儲からない』と言っていました。理由は明白で、単価の低い薄利多売の商品を、注文に応じて売り場から一個一個ピッキングし、梱包して自宅まで届け
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