エミエムはアメリカにおける薬物使用と取引の蔓延を描いたドキュメンタリー作品『How to Make Money Selling Drugs』で自身の薬物中毒との闘いと克服について語っている。 マシュー・クック監督のこのドキュメンタリーに出演したエミネムは4年間にわたった鎮痛剤への依存症と濫用に陥り、2005年には命を落としかねない事態に至ったことについて語っていて、自身の身体への影響を次のように説明している。 「内臓や器官がちゃんと働かなくなり始めてたんだよ。肝臓、腎臓、すべてとね。透析を受けなくちゃいけないところまで行きかけてたんだ。みんなはもう俺も持たないだろうと思ってたらしいよ。あとは底をついて死ぬだけだと。その後、退院して1か月もすると俺はまたすぐ再発して、同じだけの錠剤を呑むようになってたんだよ。毎日家ん中をずっとうろうろ歩き回って、ああ俺もう死ぬんだって思ってたのを思い出せるよ