東京大学 松尾研究室 様向け講演資料
![スタートアップを取り巻く環境について 〜スタートアップとエンジニアリング〜](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/096ca2bbf08aade515968ea930f68aebc019a328/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2F9df5ee133afb4f9c920f9ab6ffac355f%2Fslide_0.jpg%3F25897648)
ブログやマッチングサービスのような、価値を生み出す『生産者』と価値を消費する『消費者』の二種類のユーザーがいるサービスを、『プラットフォーム』や『ネットワーク製品』と呼びます。 Twitterやメルカリ、そして今あなたが読んでいるnoteも、「プラットフォーム」と呼ばれるサービスです。 しかし、このプラットフォームの立ち上げには、一つ大きな壁があります。 それは、『立ち上げ初期に機能させるのがとても難しい』という問題です。 プラットフォームでは『生産者』と『消費者』の2種類のユーザーを集めなくてはなりません。 しかし、サービス立ち上げ時には、このユーザーを集めて実際にサービスを機能させるのに大変苦労します。 なぜならプラットフォームでは、『生産者が増えないと消費者が増えない一方で、消費者が増えないと生産者が増えない』というジレンマがあるからです。 たとえばメルカリであれば、出品者が増えない
「やりたいことなんて特にないや……」 ずっとそう思っていました。 別に夢中になれるものもないし、何をやりたいかなんてわからない。 だから僕は、将来の夢の欄にいつも「お金持ち」と書いていました(笑)。別に「めちゃくちゃお金持ち目指してがんばるぞ!」と思っていたわけではありません。特にやりたいこともないんだし、とりあえずお金持ちになっておけば困ることはないだろう、くらいのノリ。 とりあえず「将来の夢=お金持ち」というバカみたいな設定をした僕は、お金持ちになる道を探ることにしました。 パッと思いついたのが、石油王、投資家、起業家になること。 当時、世界の長者番付を見ると1位がビル・ゲイツ、2位がウォーレン・バフェットでした。石油王は無理にしても起業家か投資家になれればお金持ちへの道が開けるのでは、と思いました。 ただ投資家にはあまり惹かれず、起業家になるにしてもアイデアが浮かびません。 さて、ど
新書『逆説のスタートアップ思考』 (https://www.amazon.co.jp/dp/B06XTR4GFP/) の実践&補完スライドです。 自分たちのアイデアがスタートアップ的な『不合理な』アイデアになっているかどうか、チームで検証したいときに使ってください。 具体的には「逆張りマップ」と「逆張り戦略キャンバス」のワークショップ手順を紹介しています。
本ドキュメントは、東京大学 FoundX の Founders Program に応募する際のヒントとしていただくために書かれました。内容は随時更新しています。 市場の課題ではなく、顧客の課題を教えてください 記述が市場レベルの抽象度の課題である場合、このようなフィードバックをすることがあります(詳細は → その課題、顧客の課題ですか? それとも市場の課題ですか?)。市場構造の課題ではなく、お金を実際に払ってくれる顧客の課題や、顧客が持つ深い悩みを書いてください。スケールしないビジネスモデル(コンサルティングサービスや労働集約的な教育サービスなど)のように見えます コンサルティングから始めながら製品を作るケースもあると思いますが、FoundX ではスケールする製品を作る段階になってからのご応募をお願いしています。初期の検証をすることをお勧めします 比較的簡単に検証ができそうなものは、採択の
ENTERPRISEとはスタートアップとの事業創造を検討する企業様向けの有料プランです。会員限定の機能を用いて更に効率的にスタートアップ企業のリサーチが可能です。 ■機能 ・すべての検索機能(ソート・フィルタ・複数タグ指定)が利用可 ・無制限データダウンロード機能 ・スタートアップに特化した専門家がリストアップや面談調整をサポート など 既にENTERPRISE会員様はログインページよりログインしてください。 STANDARDプラン(無料)に登録いただくと、資金調達情報が更にご覧いただけます。 10,000名以上の方にご利用いただいていますのでこの機会にぜひご登録ください。 ■STANDARD会員になると ・スタートアップ・投資家企業のファイナンス情報をご覧いただけます。 ・企業のフォロー機能が利用可能に。フォローしている企業の最新ニュースが届きます。 ・STARTUPS JOURNALの
ミドルウェアのパッケージ製品で食べていけるようになるまでやったことを自分のメモ代わりにまとめておきます。 製品の事業計画を明確にしない自分が想定したとおりに行くことが少ないこともあり事業計画を書いたりしません。日々の状況を見ながら判断をしていくということをしています。そのため中長期的な計画は品質の向上くらいにしておき、機能追加に関してはその度々に考えて実装していくのが一番です。 変化が早い分野でもあるので、事業計画を用意するメリットが零細企業にはないと考えています。 リリース前の開発進捗を共有するステルスはデメリットが多いと判断し、今開発しているもの開発中の状況などを共有しました。これは「製品をステルスで開発して、出したとしても買ってもらうまでの時間がかかる」と考えたからです。 それよりはあの会社があんなの作ってるそろそろ出るらしいと思ってもらえたほうが検討してもらいやすくなります。 今、
数年前、私はこんな絵を書いて、アジャイル開発やリーン開発のついての様々なプレゼンで用いた。 そこから、この絵は急速に広まっていった!記事、プレゼン、さらには本(Jeff Pattonの”User Story Mapping”という素晴らしい読み物なのだが)にまで至る所で姿を見せた。多くの人がこの絵は反復型開発、リーンスタートアップ、MVP(minimum viable product)の本質をよく捉えていると伝えてくれた。しかし、元の文脈から切り離して物事を捉える際にはごく自然なことであるのだが、この絵を誤解している人がいる。簡素化しすぎだと非難する人もいる。(正しい指摘である) この絵はあくまで比喩である。実際の車の開発の話ではなく、車を比喩とした一般的なプロダクトの開発の話なのである。 とにかく、これらのバズからこの考えの背景を話す時だと判断したのだ。 1つ目の例:not like
最初の売上はMRR10万円。それを獲得するまでに1年1ヶ月かかった。MRR100万円を超えるのに2年。問い合わせは毎月5件くらい。投資家とのMTGは辛く、友人の「売上いくら?いつ上場するの?w」には苦笑いで返してた。3年やってMRR280万円までしか伸ばせずにピボット。スタートアップなんてこんなもん! — 諸岡 裕人|カミナシ CEO (@morooka_hiroto) February 9, 2022 そこで2つのことを感じました。 「サクセスストーリーではなく、苦労話や失敗談を聞くことで活力になったりする場面もある」ということ。過去の自分など特にそうですが、上手く行ってない時ほど誰かの苦労した話を聞くと、「自分もがんばろう!」と思えました。なので、このnoteは順調な方よりも、昔の自分のように苦しい状況にいる方に向けたものになっています。 2つ目は、「みんなリアルな数字を知りたがってい
MVP という言葉が一般的になりましたが、まだまだ手作業型のMVPについてはその価値がまだ伝わっていないように思います。そこで「早くローンチする、早く売る」のに最適な手作業型MVPを中心に、MVPの作り方を解説しています。 Special Thanks: 株式会社dinii 東京大学 FoundX の各種リソース •FoundX Review - 起業家向けノウハウ情報 •FoundX Resource - 整理された記事の紹介 •FoundX Online School - 30以上の学習ビデオ教材 •FoundX Founders Program - 個室の無償提供とコミュニティ •FoundX Pre-Founders Program - 起業準備プログラム •FoundX Fellows Program - アイデア探しの支援プログラム 更なる文献 •リーンスタートアップ •MVP
いよいよfreeeの開発チームブログが始まりました。初回を任されましたエンジニアの米川(@yonekawa)です。 記念すべき最初の記事ということで何を書こうかと考えたのですが、開設つながりで会社設立 freeeの話をしようと思います。 会社設立 freeeは「会社設立に必要な書類が5分で作成可能」なサービスで、リリースされてから現在までに3,000社以上の企業がこのサービスを利用して法人登記されています*1 順調に成長していると言える会社設立 freeeは、1年半ほど前にPM・ビジネス・UX・エンジニアの4人のチームで開発されました。 エンジニアは僕だけで、rails new してからリリースに至るまでの全てのコードを1人で書いていました。 そんな限られたリソースの中でプロジェクトを成功させるために、当時の僕たちが大事にした3つのプラクティスについて紹介します。これらのプラクティスは現在
「めっちゃ良いアイディアだね。今までにも同じようなの5回ぐらい聞いたことあるけど」 先日行われた起業家向けのメンタリングセッションで伝えた一言。画期的なアイディアだと思っても、すでに他の人も同じようなことを考えているケースは少なくない。 こんな感じで新規事業を考える際のアイディア出しに関してのアドバイスを聞かれることが多い。 特に、デザインスプリントなどのワークショップなどでは短時間に複数のアイディア出しをしなければならないので、行き詰まった際の打開策を知りたいという声も少なくない。 しかし、ぶっちゃけアイディア自体はあまり重要ではない。ヒットを生み出すにはアイディアよりも、もっと重要ないくつかのポイントがあるので紹介したい。 人気サービスの共通点では、どのようなポイントがアイディアよりも重要になってくるのだろうか?現在世の中で多くのユーザーに利用されているサービスが作られてプロセスにはい
この記事は2012年11月にポール・グレアムが自身のBlogへ投稿した『How to Get Startup Ideas』というエッセイの翻訳記事だ。 November 2012[[[ The way to get startup ideas is not to try to think of startup ideas. It's to look for problems, preferably problems you have yourself. The very best startup ideas tend to have three things in common: they're something the founders themselves want, that they themselves can build, and that few others realiz
どうも、さっそ (@satorusasozaki) です。 ぼくは「シリコンバレーで世界を変えるプロダクト作る!」という目標を掲げ、3年前に渡米しました。最初の2年間はエンジニアとして活動し、3年目に現地で出会った4人の仲間とスタートアップを始めました。1年少し続けたのですが解散することになったので、今日は以下の3点を中心に、振り返りを書いてみたいと思います。 ・シリコンバレーで現地の人とスタートアップを創業するまで ・スタートアップな生活 ・スタートアップが解散する理由 シリコンバレーで現地の人とスタートアップをするのはどんな感じなのか、できるだけ具体的に想像していただけるように、私生活など、仕事以外のことも織り交ぜながら書いていきたいと思います。これからサンフランシスコ・シリコンバレーに来て何かやってみたいという人のお役に立てれば嬉しいです。 ・・・ スタートアップを始めるまで最初に、
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