すぱっ! と、縦まっぷたつに割られた頭部。タバコの吸いすぎで真っ黒になった肺。表皮をはがされて筋肉組織がむき出しになっている男性。。。 本日、新潟県民会館で行われている人体の不思議展に行ってきた。 ここには、解剖したあとで樹脂で固めた人体標本が展示されている。かつて解剖標本はホルマリン漬けにするしかなく、一般者が見学するのは実質不可能であったが、十数年くらい前からこの樹脂で固める方法が発案・開発されて、今では実際に見学者が触れる標本まで展示してあるのだ。正真正銘「本物」の人体なのだが、樹脂で固めてあるためにいわゆる生々しさはほとんど無い。昔、二十歳の献血をしている際、抜かれていく自分の血にヘタレてしまい、目の前が真っ白になってうずくまった経験を持つ私でも何の問題も無く見ることができた。えっへん。 とは言え実は、全身の血管標本を見たときに、『これのこの太い部分が切断されたら大量出血であたり一
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