市民団体「在日特権を許さない市民の会(在特会)」(本部・東京)のメンバーが徳島県教職員組合の事務所に侵入、業務を妨害した事件で、威力業務妨害などの罪に問われた男女メンバー3人の判決公判が1日、徳島地裁で開かれた。武田正裁判官は「大勢で2人の女性を取り囲むなど犯行は悪質だが、再犯防止を誓っている」として3人に懲役2年〜8月、執行猶予5〜3年(求刑懲役2年〜8月)を言い渡した。 判決によると、3人は4月14日午後1時すぎ、徳島市北田宮の県教組事務所に怒号を発しながら侵入。女性書記長ら2人を取り囲んで罵声(ばせい)を浴びせるなどして組合業務を妨害した。