先日、カナダで暮らす女性のもとに、2010年バンクーバー五輪の記念切手が貼られた大きな茶封筒が届いた。封筒の中には1枚の手紙。それを読んだ女性は、驚きを隠せなかったという。なぜなら手紙の主は、14年前に不慮の事故でこの世を去った孫だったからだ。手紙は“将来の自分”についてをしたため、自分に宛てたもので、命日を前に届けられた手紙に家族は「神からの贈り物」と喜び、誰とも分からぬ差出人に感謝しているという。 カナダ地方紙レジャイナ・リーダーポストによると、サスカチュワン州ビュービアーで暮らすシャロン・ソリーさんのもとにこの手紙が届いたのは6月9日のこと。手紙の宛先はソリーさんの私書箱の番号になっていたものの、宛名には「デイビッド・バーサー」という名前が書かれていた。このデイビッドさんなる人物はソリーさんの孫で、以前は200キロ以上離れた土地で生活。しかし14年前の6月13日、脳性麻痺を患い若干足