和歌山県警新宮署は15日、世界遺産の「那智の滝」でロッククライミングをしたとして、軽犯罪法違反の疑いで、アルパインクライマーとして世界的にも著名な佐藤裕介容疑者(32)=甲府市西高橋町=ら男3人を現行犯逮捕した。 同じく世界遺産の熊野那智大社は、那智の滝をご神体として敷地への立ち入りを禁止。朝日芳英宮司(78)は「2700年の歴史上、こんなことは初めて。ご神体として祭られているところに入るなんて宗教を侮辱されたようなもので、宮司として絶対に許せない」と話している。 ほかに逮捕されたのは、東京都国分寺市東元町の会社員、大西良治容疑者(35)と愛知県春日井市上田楽町の団体職員、宮城公博容疑者(28)。新宮署によると、3人は那智の滝の滝つぼ近くにある「立入禁止」の札がかかった柵を乗り越え、滝の約3分の2の高さ約100メートルまで登った。
中学2年の男子生徒が自殺した問題で、緊急に開かれた保護者説明会に参加する保護者ら=12日午後、大津市(安元雄太撮影) 大津市教委「いじめも一因」 学校に大量の教員メモ 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、全校生徒を対象にした自殺直後の最初のアンケートに、男子をいじめていたとみられる生徒が「死んでくれてうれしい」と死亡をからかうようなことを話していたとの記述が複数あることが12日、関係者への取材で分かった。滋賀県警は実態把握を急ぐ。 アンケートは859人が対象。その中には「(男子は)完全にいじめを受けていた」との記述のほか、「(男子が)亡くなっているのにそれを笑いに変えていた」「死んだって聞いて笑った」と記しているものがあった。この生徒の言動に対し、「人を自殺まで追い込んで、死んでくれてうれしいとかおかしい。(男子の)両親に土下座して欲しい。同じ学校に
【ソウル=加藤達也】中国軍の現役少将が中国のラジオで、「日本は沖縄から退くべきだ」と主張していたことが13日分かった。韓国紙の東亜日報が同日、北京発で報じた。 報道によると発言したのは中国国防大学戦略研究所長の金一南少将。金氏は12日に放送された中国ラジオ公社とのインタビューで、「釣魚島(沖縄県・尖閣諸島の中国名)に関しては日本側に必ず、行動で見せてやらなければならないが、問題の視野をさらに広げて沖縄の(中国への)帰属問題を正式に議論しなければならない」と述べた。 金氏はさらに「沖縄は本来、琉球という王国だったが1879年に日本が強制的に占領。当時使われていた清国の年号と漢字などを捨て去った」などと指摘。そのうえで「琉球がどの国に帰属し日本がいかに占領したのか、詳しく見なければならない」と強調。結論として「日本は琉球から退くのが当然だ」と主張したという。 中国軍高官の発言の狙いについて東亜
東京・上野動物園(台東区)のジャイアントパンダ「シンシン」(7歳)が5日に出産した雄の赤ちゃんが11日朝、死んだ。東京都が発表した。死因は母乳を気管支に詰まらせたことによる肺炎。同園では24年ぶり、初の自然交配の出産で、地元をはじめ期待を集めていた。同園は近く献花台を設けるとしている。 同園によると同日午前7時半ごろ、赤ちゃんが母親のおなかの上であおむけになっているのを職員がカメラモニターで発見。心肺停止状態で、保育器に入れ心臓マッサージで蘇(そ)生(せい)を試みたが、同8時半に死んだのを確認した。同6時45分の時点では赤ちゃんの鳴き声が聞こえていたという。 解剖したところ、乳を詰まらせていたと判明。10日時点で144グラムだった体重は125グラムになっていた。 赤ちゃんは母親の育児疲れなどで保育器に一時移され、10日午後3時半に母親の元に戻ったばかり。その後は授乳も確認された。 赤ちゃん
【ワシントン=犬塚陽介】「日本軍が20万人を拉致」などとする慰安婦の碑が設置された米ニュージャージー州パリセイズパーク市は、韓国系米国人が人口の約52%に達し、副市長や市議を送り込むなど、韓国系社会が極めて大きな影響力を持っている。根拠に乏しい碑文が数の論理に後押しされ、事実関係が精査されることなく、既成事実化していった可能性が高まっている。 地元メディアは同市のジェームズ・ロトゥンド市長が9日、碑の撤去を要求した自民党の有志議員団の訪問について、「彼らは歴史を変える使命を帯びているのかもしれない」と述べたと伝えた。 ジェイソン・キム副市長も被害者「20万人以上」や日本軍の組織的な「拉致」を示す具体的な証拠の提示を求めた産経新聞の取材に「日本側の主張にこそ、根拠はない。まずは韓国で(元慰安婦の)被害者に面会すべきだ」と語気を強めるなど、市側は碑の文言に「間違いはない」との主張で一貫している
東京電力は9日、福島第1原発に津波が襲来した当時の写真33枚を公開した。同様の写真は昨年5月にも11枚を公表している。 写真は東電の協力企業の社員がデジタルカメラで撮影したもの。写真からは津波警報を受け防波堤内側にいた重油タンカーが沖合に避難していく様子や、引き潮で海の底が現れる様子が分かる。また、敷地内に浸入した茶色に濁った津波がコンテナを押し流すのを建屋屋上に避難した作業員が見つめていた。 写真は5日に公表された国会の事故調査委員会の報告書で非公開の写真が33枚あると指摘したことを受けて東電が公開した。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「前回(5月)も同じ角度から撮影しており、津波の規模を示す写真としては前回のほうがよいと判断したので、今回の写真は公開していなかった」としている。
人気グループ、EXILEが、NHK初の冠番組でグループ初のダンス番組となるNHK・Eテレ「“E”ダンスアカデミー」を担当することが7日、分かった。 4月に中学1、2年生の保健体育でダンスが必修科目になり、子供たちに楽しくダンスを学んでもらおうと企画され、佐渡岳利チーフ・プロデューサーは「ダンスの番組を作りたいという思いが強くなり、それと同時に出演してもらうのはこの方々しかいないと思った」と起用を説明する。 番組はダンス初心者の小学生が講義に参加する形で進行。主任講師を務めるパフォーマー、USA(35)を筆頭に、EXILEメンバーがダンスの基本である“楽しく体を動かす方法”をレクチャー。EXILEステップや代表曲「Choo Choo TRAIN」などの振り付け、世界の多様なダンスと多角的に魅力を紹介する。 EXILEは前身のJ Soul Brothers時代の1990年代から日本のダンスシー
水上バイクから振り落とされた後、衝撃やウオータージェット推進装置から噴き出した水が肛門から体内に入って内臓を傷つける死傷事故が昨夏、関西で相次いだ。国土交通省の運輸安全委員会はうち2件について調査結果をまとめ、注意を喚起している。水上バイクを製造・販売する会社の担当者は「水が肛門から入る事故は頻繁にあるものではない。ただ、スピードが出たときの水の勢いは相当激しく、肛門から入れば危険」と夏本番を前に注意を呼びかけている。明石では内臓破裂 死亡事故は平成23年7月31日、兵庫県明石市の松江海岸沖合で発生した。運輸安全委員会によると、水上バイクには操縦者のほか2人が座席後方に乗っていた。操縦者がスロットルをいっぱいに引いて加速を始めたところ、直後に最後尾に乗っていた兵庫県高砂市の女性会社員=当時(23)=が落水。女性は衝撃と噴き出す水などによって肛門から体内に水が入り、内臓を損傷して死亡したとい
北京市公安当局は5月中旬から100日限定で「不良外国人取り締まりキャンペーン」を開始した。近年に急増した不法入国などの中国の法律に違反した外国人が対象だが、インターネットでは強い支持を受けており、「外国のゴミを片付けよ」といった過激な書き込みが殺到している。 きっかけは5月初めに北京市繁華街で起きたある事件だった。深夜、路上で若い中国人女性が酒に酔った英国人男性にレイプされそうになったところ、女性の悲鳴を聞いた数人の中国人の若者が助けに入り、英国人を押さえて警察に逮捕させた。 この一部始終を携帯電話で撮影した通行人がいて、動画をネットにアップしたところ、「中国は列強にいじめられる時代は終わった」「そいつを死刑にすべきだ」といった激しい反応が寄せられた。
「車いすの天才科学者」として有名な英ケンブリッジ大のスティーブン・ホーキング博士(70)は4日、「ヒッグス粒子」とみられる粒子の発見について、英BBC放送のインタビューで、米国の科学者と賭けをして見つからない方に100ドル(約8千円)を賭けていたことを明かし、「私の負けのようだ」と話した。
聯合ニュースによると、韓国大統領選に出馬する意思を表明している与党セヌリ党(旧ハンナラ党)の鄭夢準元代表は2日、記者団に、盧武鉉前政権が米国に対し日本を「仮想敵」とするよう提案し、米国が困惑したことがある、と述べた。 鄭氏は「閣僚と司令官たちが出席した(米韓)閣僚会談」で提案したと話したが、具体的な時期や発言者は示していない。鄭氏は、提案があった事実を米国は日本に伝えていないのではないかと推測しているといい、提案が「あまりに偏っていた」と批判した。 鄭氏は2002年の大統領選にも出馬表明したが、盧氏との候補者一本化に応じて盧氏を一時支援。投票前日に支持を撤回し、後に保守派のハンナラ党に入党した。(共同)
日本の最東端の南鳥島(東京都小笠原村)周辺の排他的経済水域(EEZ)内の海底に、ハイテク製品に欠かせないレアアース(希土類)を大量に含む泥の大鉱床があることを東京大の研究チームが発見した。同様の泥は南東太平洋の公海上などで見つかっていたが、日本のEEZ内では初。国内の年間消費量の200年分を超える埋蔵量とみられ、採掘が実現すれば中国からの輸入依存を脱却できる可能性がある。 発見したのは東大大学院の加藤泰浩教授(地球資源学)ら。東京都内で開催中の資源地質学会で28日、発表した。 国際共同研究などで採取された南鳥島周辺のEEZ内の海底ボーリング試料を分析した結果、島の南西約310キロ、水深約5600メートルの海底の泥に最大約1700ppm、平均約1100ppmの高濃度でレアアースが含まれることを突き止めた。 濃度や層の厚みなどから、周辺のレアアース埋蔵量は約680万トンと推定され、日本のレアア
インドに亡命中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(76)は14日までに、英紙サンデー・テレグラフのインタビューに応じ、中国が自身の毒殺を計画し、女性スパイを訓練しているとの情報があることを明らかにした。 ダライ・ラマは、昨年、中国の情報機関が暗殺を目的にチベット族の女性らを訓練しているとの内部情報がもたらされたと説明。信徒を装ったスパイが毛髪や衣服に毒を忍ばせて接近する手口だという。 ダライ・ラマをめぐっては、こうした暗殺計画の情報がたびたび取り沙汰されている。ダライ・ラマは「(情報が)百パーセント正しいかどうかは分からない」としているが、インドの治安当局の助言を受け、拠点とする北部ダラムサラの居住場所の警備を強化しているという。(共同)
二股騒動の渦中にある俳優、塩谷瞬(29)が1日、都内での出演舞台の稽古場前で報道陣に応対。楽屋入りの際に、モデルの冨永愛(29)、料理研究家の園山真希絵(34)との二股交際について涙ながらに謝罪した。稽古後の取材でも、双方と結婚の約束をしたこと、直接謝罪したことなどを釈明したが、時系列に不自然な点が浮上。そそくさと会見を切り上げるなど、逆に歯切れの悪さが目立つ結果になった。(サンケイスポーツ) 2人の美女をもてあそんだ塩谷が、騒動について初めて肉声を発した。 この日は、9日に開幕する出演舞台「土御門大路 陰陽師・安倍晴明と貴船の女」(渋谷区文化総合センター大和田さくらホール)の稽古のため、午後1時15分ごろ、都内の稽古場にタクシーで到着。黒のジャケットに古びた白のTシャツ姿で疲れたような表情を見せ、下車した時には、すでに泣きはらしたような顔だった。 待ち受ける報道陣に「この度は私事で世間を
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