大阪市教委が実施した教科書採択に関するアンケートの回答。同じ文章が似た筆跡でつづられている=大阪市役所で2016年2月23日、大久保昂撮影 大阪市教委が市立中学校の教科書採択の参考にしたアンケートを巡り、大阪府の不動産会社が育鵬社版を支持する回答を増やすために社員を動員した可能性があるとして、市議会は23日、真相究明を求める陳情書を採択した。同一人物が10枚以上の回答を提出したと疑われるケースが複数判明したが、市教委は採択への影響はなかったとしている。 会社は東証1部上場の「フジ住宅」(同府岸和田市)。在日韓国人の女性従業員が昨年8月、育鵬社版の採択運動に協力を求められて苦痛を受けたなどとして、大阪地裁堺支部に損害賠償を求める訴えを起こしている。 この記事は有料記事です。 残り391文字(全文649文字)
奈良市の奈良公園で2016年度、かまれるなどシカが原因となってけがをした人は前年度比29人増の121人で過去最多に上ったことが、奈良県のまとめで分かった。外国人観光客の増加を反映し、うち7割超の88人が外国人で、13年度の12人から7倍以上に急増。「鹿せんべい」を与えている際の被害がほとんどで大半は軽傷というが、県は外国語の看板を増やすなど対策を進めている。【新宮達】 県奈良公園室によると、16年度にけがをした121人中79人が鹿せんべいを与えている最中や前後のものだった。けがの内訳は、消毒してばんそうこうを貼った程度の軽いものが88人で、強い打撲が10人。最も重かった骨折が1人で、傷口を縫うなどした人も6人いたという。
放送作家、タレント、エッセイストとしてテレビの草創期以前から多方面で活躍した永六輔(えい・ろくすけ、本名・永孝雄=えい・たかお)さんが死去していたことが11日分かった。83歳。 東京・浅草の寺の息子として生まれた。中学生のころからNHKラジオ「日曜娯楽版」に投稿を始める。早稲田大在学中に同番組を手がけていた三木鶏郎に見いだされ、放送作家、司会者としてデビューした。 作曲家の中村八大に誘われ、作詞家業を開始。中村・永のコンビで1960年代に「こんにちは赤ちゃん」など数々のヒット曲を手がける。なかでも坂本九が歌う「上を向いて歩こう」は大きな反響を呼んだ。 作詞した曲はほかに、作曲家いずみたくと組んだ「いい湯だな」「見上げてごらん夜の星を」、中村と組んだ「黄昏(たそがれ)のビギン」などがある。 60年代半ばからは軸足をラジオの世界に移した。67年から2013年9月まで放送されたTBSラジオ「永六
金正日(キムジョンイル)総書記の元専属料理人、藤本健二氏(仮名)が25日夜、毎日新聞の取材に応じ、再訪した北朝鮮で金正恩(キムジョンウン)第1書記と面談したことを明らかにした。相次ぐ核ミサイル実験について金第1書記は「戦争する気はない。外交の人間がアメリカに近づくと無理難題を突き付けてくる。むかっとしてミサイルを発射している」と発言したという。 金第1書記と面会したのは藤本氏が平壌に到着した12日夕、市内の宴会施設で妹の与正(ヨジョン)氏や側近の崔竜海(チェリョンヘ)書記らを交え、3時間にわたり食事をともにした。赤ワインで乾杯した後、金第1書記はまず「日本国は今、我が国をどう見ているのか」と質問、藤本氏が「最悪です」と応じると「そうか」とうなずきながら聞いていたという。日本人拉致問題への言及はなかった。 この記事は有料記事です。 残り155文字(全文512文字)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く