関連キーワード ハードディスク | データセンター | ディスクストレージ SSDに対するHDDの利点は、“より安価で大容量”であることだ。SSDが大容量化する中では「HDD不要論」さえ聞こえてくる状況だが、HDDは“安価で大容量”という利点を維持できるのか。これはHDD製造の存続を左右する問題だ。 1990年代前半に20~30MB程度だったHDDの容量は、2000年代前半に数十GBになり、2020年代前半には20T(テラ)Bの時代になった。問題は50TB程度に一定の限界があるのではないかということだ。 HDDの容量が数百TBやP(ペタ)Bといった規模まで増える見込みはあるのか。それはいつやって来るのか。それともやはり限界があり、他のストレージ技術にその地位を譲ることになるのか。HDDベンダーに聞いた。 50TBの先はあるのか? HDDはオワコンになるのか? ―― HDDの容量は数百TBに