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  • 第281回 復興増税は人災 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2011.04.18 第281回 復興増税は人災 カテゴリ:カテゴリ未分類 大震災直後に書いた前号 第280回 財政・金融政策総動員を!がんばれ日(2011年3月16日)で、 「日はしばしば正解と正反対の経済政策をやってしまう」「増税など正解と正反対の事をやってしまう典型だ」と申し上げました。しかし信じられないこと に、ここ数週間で復興増税の議論が格化、当にますますその正反対の方向に突き進んでしまっています。このままだと復興増税という人災によって、日経 済が二度と立ち直れなくなるかもしれない、危機的状況だと感じています。 問題の第一は、復興増税案です。数百年に一度というショックを目に当たりにし、今後時間の経過と共に消費者心理、投資家心理は冷え込んでいくでしょ う。短期間なら耐えられても、原発処理に少なくとも数カ月かかる、電力供給が不足等の状況では、夏~秋にかけて存続の危機にさらさ

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  • 第243回 木を見て森を見ないGM、クライスラーの処理方法 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2009.05.22 第243回 木を見て森を見ないGM、クライスラーの処理方法 カテゴリ:カテゴリ未分類 昨年7月12日大阪での楽天証券セミナーで申し上げた通り、株式相場を見ている我々にとっては、自動車大手GMやクライスラーの破綻は時間の問題でした。しかし延命措置に次ぐ延命措置が採られた挙句、ようやくクライスラーが破産法を申請したのは先月末でした。GMも6月1日の期限をもって破産法を申請する可能性が高いでしょう。この間、財務的には到底続きそうにないところ、株主は蚊帳の外で、専ら債権者とUAWが交渉を続けるという、実質的には破産法申請後の債権者集会の姿でした。政府も、債権者も、UAWも、誰もアメリカの一つの象徴と言える自動車大手破綻のスケープゴートになりたくないがための延命措置でしたが、ようやくオバマ大統領がその役割を担った事で一件落着したかに見えます。しかしその処理は、アメリカの資市場

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  • 第239回 官民投資プログラムの効果は?(2) - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2009.03.27 第239回 官民投資プログラムの効果は?(2) カテゴリ:カテゴリ未分類 最近、アメリカでは金融危機への対応策として様々な策が発表されます。それもスピードがかなり早いので、日にいらっしゃる方はなかなかついていけないのではないかと思います。ですので今一度、現在どの位置にいるのかを確認しておきたいと思います。 不良債権問題の解決に必要なのは大きく、[1]不良債権の価額を把握する事、[2]それに伴って発生する金融機関の資不足を補う事、[3]金融機関の新規貸出し増加、です。アメリカは昨年後半にかけて不良債権問題の解決を急ぐあまり、[1]が中途半端なままに[2]に進んでしまいました。2-3月の株式相場急落はその反動が出たと言ってよいでしょう。そして先月、大手金融機関に対して、再び[1]をしっかりやろうという事になりました。これがガイトナー財務長官の発表した「ストレステスト」

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  • 第238回 官民投資プログラムの効果は?(1) - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2009.03.23 第238回 官民投資プログラムの効果は?(1) カテゴリ:カテゴリ未分類 日、市場が待ちに待ったいわゆる「バッドバンク構想」である官民投資プログラム(PPIP: Public-Private Investment Program)の詳細が米財務省から発表されました。これが好感され、NYダウは500ドル近くの上昇となりました。2月初め、「バッドバンク構想の発表間近」と期待させられた挙句、結局何も具体化していなかったと判明して株価が急落する場面がありましたが、ちょうどその水準を回復するに至りました。 米財務省のウェブサイトにも掲載されていますが、PPIPは以下のような仕組みです。 1. 銀行が額面100億円の不良債権をオークションにかける 2. 民間のファンドが入札、仮に84億円で落札したとする 3. a. 落札金額の14分の1(6億円)を民間のファンドが出資 b. 1

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  • センス欠く米財務・金融当局の「対策」 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2008.10.10 センス欠く米財務・金融当局の「対策」 カテゴリ:カテゴリ未分類 「合意に達していないのに、合意に達したように見せかけるのに米財務省は苦労していますね」---9月29日月曜日朝、東京にいた私はブルームバーグTVに出演させていただく機会があり、このように申し上げました。米財務省はそれまでも議論されてきた不良資産買取構想を、金融安定化法案として9月 19日、大々的にマスコミ発表、議会が終了する翌週までの成立を目指しました。もともとそれほど効果が見込めない案である上に、7000億ドルにも上る法案を一週間で議会通過させるなど至難の業です。日時間29日月曜朝になって「金融安定化法案 大筋合意」という文字をニュースで見た瞬間、これはダメだ、と思いました。週末を越えてまだ「大筋」という文字が入っているという事は、合意に達していない事を強く裏付けるものでした。案の定、その後法案は29

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  • ファニー・フレディー問題(3)~日本政府は保有しているのですか? - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2008.07.24 ファニー・フレディー問題(3)~日政府は保有しているのですか? カテゴリ:カテゴリ未分類 先週ロイターで、日の金融機関が保有している米GSE関連債券の保有残高合計が4.7兆円と報じられ、日の株式相場が大きく下落する場面がありました。このような情報は投資家にとって決して嬉しいニュースではありません。しかし私もファンドマネジャーをやっていて感じるのは、投資というのは大きな利益を生む投資も、失敗する投資もあって、全体では中長期的に利益を生んでいくというのが普通の姿です。また頭が良い人が運用していれば失敗しないというような、簡単なものでもありません。失敗した投資だけを取り上げて、それを責めるのはフェアではないと思います。重要なのは、投資家にとって嬉しくない情報でも、このようにきっちり誠実に開示する姿勢です。その意味で、嬉しくない情報とはいえ、保有残高がきっちり開示されて

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    rehash
    rehash 2008/07/30
    やばいな日本の資産
  • ファニー・フレディー問題(1)~最終的なツケは日本に - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2008.07.15 ファニー・フレディー問題(1)~最終的なツケは日に カテゴリ:カテゴリ未分類 2002年、例年スイスで開催されるダボス会議(世界経済フォーラム)は、同時多発テロからの復興を支援する意味でNYで開催されました。私が定期的に出演させていただいているテレビ東京のWBS(ワールド・ビジネス・サテライト)ではNYのスタジオから特別番組が放送される事になり、キャスターの小谷真生子さんや東京大学大学院の伊藤元重教授という超豪華な顔ぶれと共に出演させていただく機会がありました。その番組の中で、小谷キャスターに当時増加し始めていたドル買い・円売り為替介入の問題について聞かれ、私はこの政府系住宅金融機関、ファニーメイ・フレディーマックが内包するリスクを指摘させていただきました。 2000年当時に2000億ドル台だった日の外貨準備高はこの時4000億ドル台に急増していた時期でした。円高

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  • ベアスターンズ危機の背景 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2008.04.07 ベアスターンズ危機の背景 カテゴリ:カテゴリ未分類 バーナンキFRB議長は4月2日の議会証言の中で、「3月13日(大手証券会社)ベアスターンズは連銀に、『資金不足に陥り、他に調達する手段がなければ明日連邦破産法11条を申請しなければならない』と伝えてきた」事を明らかにしました。結局はJPモルガンチェース銀行に救済買収される事になりましたが、もしこの救済策が72時間という、極めて短時間の間にまとまっていなければ、3月17日以降世界の金融市場は大パニックに陥っていた事は間違いありません。そして市場は今でも「第二のベアスターンズが出現するのではないか」との不安に怯えています。しかしこのベアスターンズ危機の経緯を振り返れば、実は極めて可能性の低い偶然が重なった不運である事が明らかになってきます。 それまでは住宅ローン関連証券にとどまっていた混乱が、2月後半になって住宅ローン

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  • リスク・プレミアム(1) - 堀古英司の「米国株式の魅力」 - 楽天ブログ(Blog)

    2006.05.03 リスク・プレミアム(1) カテゴリ:米国株式の魅力 2001年、同時多発テロ翌月の10月5日、TV東京の経済特別番組にNYから中継で出演させていただく機会がありました。東京スタジオは竹中大臣のほか日を代表するエコノミストの先生方という超豪華メンバーでした。東京スタジオではテロが経済に与える悪影響を懸念する意見が大半を占めていたので、大変緊張しながらも、私は株式相場の見通しを聞かれ、「V字型に回復する」と申し上げました。当時ダウは9000ドルちょうど近辺で推移していましたが、その後半年で約20%上昇しました。 2003年、アメリカがイラク攻撃を開始した直後の3月23日、同じくTV東京の経済特別生番組に出演させていただく機会がありました。NYでも著名なエコノミストとの討論形式でしたが、やはりイラク攻撃が消費者心理に与える悪影響を懸念する意見を述べられる中、私は株式相場の

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  • シンプルな株価評価モデル(1) - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2006.04.19 シンプルな株価評価モデル(1) カテゴリ:米国株式の魅力 これまで私の運用方針である「良いビジネスを安く買う」の「良いビジネス」の部分を簡単に説明してきましたが、今回からは「安く買う」の部分についてご説明したいと思います。「良いビジネス」は定性的な要素が大きいのに対し、「安く買う」は定量的な部分です。そこでまず、簡単な株価評価モデルをお示しする事によって「安く買う」とはどのような事かをお示ししたいと思います。 株価評価モデルには様々な物がありますが、その中でもディスカウント・キャッシュフロー(DCF)というのが、一般にアナリスト等に用いられるモデルです。これは株主として将来に渡って得られるであろうキャッシュフローを現在価値に引き直した合計額が現在の株価、という考えに基づいたものです。モデル自体は大変優れたもので、異論の余地は殆どありません。ただ欠点はモデルに数値をイン

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    rehash
    rehash 2006/04/22
    1.国債利回りとの比較、2.利益成長率、3.リスクプレミア
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